ロルフ・ドベリの「News Diet(ニュースダイエット)」を読みました。
勝間和代さんが「勝間式生き方の知見」の中で紹介されていた本です。
朝から晩までテレビのニュースはセンセーショナルで暗いニュースばかり。
ネットの見出しと記事も注目を集めようと煽りまくってます。
無意識にそういった暗いニュースに洗脳されている自覚があります。
“「長い文章」が読めなくなってしまう人の特徴”の項目が自分にとってショッキングでした。
あなたがニュースを消費すればするほど、あなたは情報にすばやく目を通せるように、マルチタスクをこなせるようになるように、自分の神経細胞の回路をトレーニングしていることになるのだ。
しかしそれにともない、深く掘り下げた内容の本を読んだり、深淵な思考をしたりするのに必要な回路は退化してしまう。
人間の脳は絶えず変化しているそうです。
神経細胞が定期的に古い接続を断ち、新しい接続を構築している。
ロンドンのタクシーの運転手は2万5000もの通りと観光名所を覚えなきゃいけないのですが、ロンドンの実験によると、タクシーの運転手の海馬の神経細胞はバスの運転手よりもずっと発達しているという。
新聞の記事、ネットニュース、テレビのニュース、SNSで大量のニュースを追いかけてると“情報通”になった自分に酔っている面もあります。
毎朝起きてからハードカバーなどのかための本を読むようにしているのですが、以前よりも集中力が続きません。
年齢のせいかと思って他のですが、むしろジャンクなニュースを追いかける生活習慣が自分の脳を変化させてしまったかも。
しばらく間、意図的にテレビ、新聞、ネットニュースとの接触を避けてみます。
もっとじっくり長い文章を読んだり書けるようになりたい。