やまさんの読書ブログ

やまさんが読んでおもしろかった本を紹介

『その歯みがきは万病のもと』相馬理人

 

相馬理人さんの「その歯みがきは万病のもと」を読みました。

歯を失ってからでは遅い。

お口の中のメンテナンスをどのようにすればいいのかみっちり学べました。

 

人間の歯は28本。

70代になると残っている歯の数は平均で16〜17本。

4分の1は総入れ歯になるという。

80代では4〜5割が総入れ歯。

よく聞く“8020運動”はけっこうハードルが高い。

 

自分の父は70代ですが、部分入れ歯。

元々滑舌が悪いのですが、歯が減ってからより何を言ってるのか分からなくなりました。

硬い食べ物も食べられません。

歯は生活のクオリティに直結します。

 

毎日1回も歯を磨かない人はいないでしょう。

なのに年をとると歯を失う人が多い。

歯周病になり歯茎が弱くなっていくから。

特に男だと、仕事も忙しく、どこか痛くならなければ歯科医院へ行きません。

気づいた時には手遅れになるのです。

自分は3〜4ヶ月に1回は歯科医院に通って歯のメンテナンスを行なっています。

それでも若い頃に比べると歯周ポケットは深くなってます。

特に親知らずを抜いた隣の奥歯のポケットが5〜6mmと深い。

普通の歯ブラシでは、親知らずや奥歯を磨くのは難しい。

本の中でも紹介されているワンタフトブラシだと、親知らず周辺もピンポイントで磨くことがでます。

デンタルフロスの使用率もわずか19.4%らしい。

年をとると歯と歯の間の隙間が広がってきて、歯垢が溜まりやすくなります。

歯間を磨くのも普通の歯ブラシでは無理。

アメリカでは「フロスか死か」というくらい。

最低限、歯ブラシ+フロス、年に1回は歯科医院で歯をクリーニングしてもらった方が良い。