やまさんの読書ブログ

やまさんが読んでおもしろかった本を紹介

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『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延

 

田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」を読みました。

著者は電通で24年間、コピーライター・CMプランナーとして活躍。

その後フリーランスに。

 

本の中に入社試験を受けていた当時のエントリーシートが再現されてました。

内容が端的で、エントリーシートを見た人が否が応でも気をひく内容。

当時の電通の入社試験の倍率は特にすごかったのでは。

大量のエントリーシートに埋もれない工夫は今の就活生にも参考になりそう。

 

今回自分が一番勉強になったのは『物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛』の項。

 

書くという行為において最も重要なのはファクトである。ライターの仕事はまず「調べる」ことから始める。そして調べた9割を棄て、残った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。

 

自分も何か記事を書く時は一応ある程度調べます。

それでもグーグルで検索して上位に表示されるいくつかのサイトを見る程度。

今だとAIで調べる人が多いのでは。

 

その程度のことだと他の人もやっていて、調べたことの根拠もあやふや。

著者は必ず“一次資料に当たる”よう説いています。

 

一次資料に当たるには図書館に行く。

確かに図書館には、一般的な書店では売れないようなマニアックな本が所蔵されています。

誰かが書いていた記事の伝聞ではなく、その出典に当たる。

そして調べたうちの9割を棄てる。

 

せっかく調べたことはあれもこれも記事に詰め込みたくなります。

そうじゃなくて、調べたことの中から自分がグッときたことに絞って書けばアツい文章になりそう。

 

ライター、ブロガーなど普段何かしらの文章を書いている方におすすめの本。

『知性大全』樺沢紫苑

 

樺沢紫苑さんの「知性大全 AI時代に不可欠な力」を読みました。

今書店に行くとAI関連の書籍ばかり。

多くはAIをどう使いこなすかという技術的なノウハウを説いた本。

知性大全はAI時代だからこそ、人間としてどう考えるのか、どう行動するのかといった心構えを解説。

 

外に出るとみんなスマホをいじってます。

電車の中、歩きながら、自転車乗りながら、車を運転しながら。

以前に「スマホ脳」が話題になりました。

スマホに毒される日本国民。

電車で紙の本を読む人を見なくなりました。

 

デジタル教育先進国のスウェーデンは、デジタル教育で学力が低下したことから紙の教科書に戻しています。

北欧が長年かけて実験して結果が出ているのに、日本ではこれからデジタル教育を進めようとしている。

日本人の頭がどんどん悪くなっていくことでしょう。

 

自分もたまにAIを活用しています。

ブログのネタ集め、特定の地域のお店探しなどで。

 

AIから良い回答を引き出すには、良いプロンプトを入力しなければなりません。

それはGoogleの検索も一緒。

AIが良い回答を出したとしても、その文章を理解する読解力が大切。

AIを使いこなすには、ベーシックな国語力。

 

紙の本を読む、本を読んだら感想を書く。

本に限らず何か映画を見たら短い感想をSNSに投稿するのも良い。

自分の力で文章を書く習慣を続けていきたい。

 

本の「(AIを使って)トレーニングする」の項の中で、藤井聡太さんがAIを使って将棋の練習をしている話が紹介されてました。

 

棋士の藤井聡太さんは、AIを使ってAIが打つような奇想天外な打ち手を研究し、実際にAI的な発想ができるようになりました。AIをトレーニング相手として徹底活用し、「人間の発想」と「AIの発想」との差分を埋めることで、自らの棋力を飛躍的に伸ばしました。

 

藤井さんの強さの秘密がなんとなく分かりました。

人間同士の対局だと分からない打ち手をAIを利用して学んでいた。

我々のそれぞれの分野でモデリングしていきたい。

 

何かをインプットするのはAIのお家芸。

パターンの決まったことに対しては人間は勝ち目がありません。

AI時代における人間の価値は生の体験。

その中に「美意識を磨く」がありました。

 

アート、デザイン、世界観、感性、審美眼、これらはAIがもっとも苦手とする領域であり、人間だけが持つ創造性の根源です。

AIは膨大なデータから「平均値の美」を再生産することはできますが、「何を美しいと感じるか」という価値観は持てません。

正解が揺れ動く時代ほど、「自分の基準=美意識」が意思決定、情報選択、発信力の土台になります。

 

アート好き人間として励みになりました。

美術館に行くと心が落ち着き、脳が刺激されるような感覚があります。

引き続き美術館に通いたいです。

 

本は見開き2ページで読みやすく、120項目紹介されてます。

AI時代に人間として必要なことは何なのか、ヒントを得られることでしょう。

『1日3杯のコーヒーが人を健康にする!』安中千絵

 

安中千絵さんの「1日3杯のコーヒーが人を健康にする!」を読みました。

 

コーヒー大好きです。

まず朝起きたら1杯絶対飲みます。

コーヒーを飲まないと脳が起動しません。

 

午後も2時か3時に1杯飲むことが多い。

カフェインは睡眠に影響するので、午後4時以降に飲まないように気をつけてます。

コーヒーを飲む場合はブラック。

 

本の出版は2014年。

最近、コーヒーは体に良いといった投稿を何回も目にしました。

 

コーヒーを飲むことで、心臓病、呼吸器疾患、脳卒中、糖尿病などの低下に有意に働いたというアメリカの研究結果もあります。

 

ダイエットに関心がある方にもコーヒーは味方になってくれます。

コーヒーと運動で脂肪燃焼効果はさらに高まるという。

 

コーヒーを飲んだ後、30分〜1時間ほどで、体脂肪の分解がすすみ、血中に遊離脂肪酸というかたちで放出されます。

このとき、この遊離脂肪酸をエネルギーとして消費してしまえば体脂肪が燃焼できます。

カフェインを摂取すると、糖代謝より脂肪代謝が高まるのですが、カフェインと運動を組み合わせることで、更に脂肪燃焼率は高まります。

 

コーヒーの脂肪燃焼効果。

散歩に行く30分〜1時間前にコーヒーを飲んでいれば、脂肪がメラメラ燃えてくれるイメージでしょうか。

 

さらにカフェインには「運動の持続を助ける」効果があるという。

 

ある研究では、筋肉運動を行う1時間前に、カフェインが約180mg(コーヒーに換算すると約1杯半)入った飲みものをとった人の方が、そうでない人よりも運動中の疲労感が少なく、長時間運動を続けられたという報告があります。これはカフェインに、集中力を高める効果があることなどが理由ではないかと考えられています。

 

日々の読書やブログの執筆で、コーヒーを飲んだ方が知的活動の集中力を高めてくれるのは実感しています。

運動の持続力を高めてくれるのは知りませんでした。

ダイエットとコーヒーの相性の良さは抜群。

 

コーヒー好き人間にとって、読んでいて気分が良くなる本でした。

もちろん飲み過ぎは良くないし、砂糖を入れたら糖質過多になってしまいます。

ブラックで1日3〜4杯程度なら健康にプラスに働くことが期待できます。

そもそもコーヒーが苦手な人が無理して飲む必要もありません。

 

コーヒーの健康効果に興味がある方におすすめの本。

『鑑定人 氏家京太郎』中山七里

 

中山七里さんの「鑑定人 氏家京太郎」を読みました。

 

元々警視庁の科捜研にいた氏家は訳あって退職。

民間の科学捜査鑑定所で所長を務めます。

 

氏家のもとに連続殺人事件の鑑定依頼。

女子大生三人が殺害され子宮を抜き取られる猟奇的殺人。

容疑者は二人の殺害は認めるものの、もう一人は否認。

 

容疑者は三人だと死刑で二人だと無期懲役の可能性がある永山基準を狙っているのか。

検察の鑑定結果に疑問を持った氏家は再鑑定を試みるも相次ぐ妨害を受けます。

真実の鑑定結果と事件の真相はいかに。

 

氏家シリーズは初めて読むので新鮮でした。

事件現場に残るわずかな痕跡から犯人のおおよその人物像を割り出していく。

絵的には地味かもしれないけど、事件の真実に迫る重要な役割。

 

現代は鑑定の技術が進化していることでしょう。

DNA鑑定もお手のもの。

昔は技術レベルが低く良い加減だったかもしれません。

 

近年は冤罪事件が続出。

有罪が無罪になる例も。

 

特に昔は警察はこいつが犯人だと決めつけ、無茶な取り調べを行い、嘘の自白を引き出していたと想像されます。

鑑識の鑑定も意図的に結果を操作することも可能。

この物語には警察、検察に対するアンチテーゼも感じられました。

 

中山七里さんは“どんでん返しの帝王”

今回も見事などんでん返しが待ってました。

『本棚にもルールがある』成毛眞

 

本棚にもルールがある

本棚にもルールがある

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成毛眞さんの「本棚にもルールがある」を読みました。

 

自宅にはそこそこ大きな備え付けの本棚があります。

本格的に本を読むようになってもう20年くらい。

棚には本が隙間なく並び、入りきらない本、積読本も山積み。

これではいけないと思い、本棚を整理するきっかけを求めて読んでみました。

 

「本棚で過去の自分を把握し、未来のなりたい自分になる」

「本棚に並べるのは勝負本のみ」

 

本棚に並ぶ本は、今の自分の血肉であり、これからの自分をつくる栄養素だ。本棚に置いてあるもののまだ読んでいない本は、「自分はこれから将来こんな知識を持っている人間になりたい」という意思表示である。

 

書店は売り場の棚のスペースが決まっています。

毎日出版される新刊本とロングセラー本が常に入れ変わっています。

個人の本棚も定期的に入れ替えが大切。

 

その時々の勝負本だけ残し、そうじゃない本は潔く処分する。

何年か経って、どうしてもまた読みたくなったらまた入手すればいい。

 

本棚を見ると、その人がどういう人か分かるといいます。

今の自分の本棚を見ると傾向があります。

 

不遇な時代を生き抜くための本。

健康オタクなので健康に関する本。

歴史、サブカル、グルメの本。

アート、ファッションの本。

金融投資の本。

 

読書を始めて20年の自分の趣向がそのまま反映されてました。

似たような内容で勝負本じゃない本も多い。

これから自分はどうなりたいかを想像して、役に立ちそうにない本を思い切って処分していきたい。

 

現在は更新が終わりましたが、ノンフィクションの書評サイト「HONZ」を立ち上げた成毛さん。

書評を書くコツも紹介されてました。

文字量は最多2000字、最少1200字。

 

総括①→総括②→エピソード①→エピソード②→(感想)→著者→挿絵や装丁→装丁読者→まとめ

 

成毛さんがすすめる書評の構成。

本のすべてを紹介しようとするのではなく、グッときた箇所を2箇所引用する。

これなら誰でも真似できそう。

 

例として「偉人は死ぬのも楽じゃない」という本の書評が紹介されてました。

誰もが知る音楽家ベートーベンの最期はなかなか過酷。

自然と読んでみたくなりました。

 

読書好きで本棚の整理編集に興味がある方におすすめ。

『クルマを捨ててこそ地方は甦る』藤井聡

 

久々に藤井聡さんの「クルマを捨ててこそ地方は甦る」を読みました。

 

自分は岐阜県に住んでいます。

どちらというと街中に住んでおり、バスの本数が多く便利。

ちょっと郊外へ出ると、バスが走ってなく、走ってても本数が極端に少ない。

 

自分は普段は車に乗ることが多い。

1人1台車の家庭も多いのでは。

 

2005年に路面電車が廃線になりました。

市街地エリアでは電車の専用敷ではなく、車から見ると邪魔な存在で渋滞の原因だったようです。

 

路面電車が廃線になってから街の風景ががらっと変わりました。

中心市街地にある柳ヶ瀬商店街は衰退し「日本一のシャッター街」と呼ばれる有様。

郊外には巨大な駐車場を完備した大型ショッピングセンターが乱立。

点在的にコインパーキングがあるものの、駐車場の便が悪い商店街。

必然的にお客さんが離れていきました。

 

昨年、岐阜県にふって湧いたLRT構想。

LRT(ライト・レイル・トランジット)

従来の路面電車と比較すると車体が低くバリアフリーで揺れが少ない。

架線が要らないようです。

 

本の中で富山市のLRTが紹介されてました。

富山駅から富山港までを結ぶ路線。

JRの線路敷を活用し、新たに道路に線路を敷いたのは一部のみ。

省エネで実現。

 

岐阜県で現在想定されているのは県道が中心。

片側2車線の道路が多い。

もし道路上にLRTの専用敷を作るなら1車線潰れてしまいます。

当然予想される大渋滞。

 

うまく行けば、新幹線のある岐阜羽島駅から柳ヶ瀬、岐阜城といった観光客の回遊が生まれるかもしれません。

沿線に住む方は車を手放すきっかけにもなるでしょう。

富山市とは条件が違うので建設費用が高額になります。

LRT議論がどう進んでいくのか注目していきたい。

 

一人ひとりの「クルマを使わない」というライフスタイルへの「行動変化」が、街や地域を活性化させる大きな力を秘めているのである。これこそ、「道からクルマを追い出せば、人が溢れる」ことの本質的な理由なのであり、「クルマを捨ててこそ、地方が甦る」という本書のテーマの根源的構造なのである。

 

田舎の人ほどちょっとした移動にも車を使う。

運動不足になり体にも悪い。

連日ニュースで高齢者がアクセルブレーキを踏み間違えてお店に突撃。

 

自分も確実に年をとっていきます。

最終的には駅に近いエリアに住んで車を手放したいとは考えています。

公共交通だけで生活できるように。

 

人口が減少しそれぞれの自治体の財政が厳しい。

水道管が老朽化し陥没する事故も起きてます。

すべてのインフラを維持していくのは無理。

できるだけ街をコンパクトにして、重要な場所にお金を使っていく方向になっていくのでは。

 

車より自転車、自転車より歩く方が街の魅力に気づくことができます。

ここにこんなお店があったのか、ここに桜が咲いていたのかなど。

 

いきなり車を手放すのは難しい。

車一辺倒の生活から少しずつ公共交通、自転車、徒歩に切り替えていきたい。

公共交通に関心がある方におすすめの本。

『人生を変える読書』堀内勉

 

「人生を変える読書」を読みました。

著者の堀内勉さんは「HONZ」のレビュアーでした。

まだ読んでないですが「読書大全」の著者。

 

何かをインプットする方法はいろいろあります。

人から直接話を聞く、テレビを見る、ラジオを聴く、音声配信を聴く、YouTubeなど動画を視聴する。

その中でやはり一番インプットに適したフォーマットは本だと改めて感じました。

 

まず本を書く人は、それぞれの分野で出版社がこの人の書いた本なら商業出版できると判断した人。

著者の長年の人生経験のエッセンスが凝縮されて1冊の本にまとめられています。

本という形になれば、その叡智は次世代にも引き継がれていく。

 

「本はすべてネットワークでつながっている」という項が興味深かったです。

 

本というものは、まるで脳細胞のようにすべてがネットワークでつながっていて、その中でも相対的に重要な本とそうでない本があるということです。

重要な本というのは、これまで人類が歴史的に参照してきた、知の神経細胞の結節点のような本のことで、それらは多くの人が通ってきています。ですから、その結節点が大きければ大きいほど、その本は読んでおいたほうがよいことになります。

 

重要な本とそうでない本。

膨大な読書を積み重ねないとその判別が難しそう。

金融投資のジャンルだとバートン・マルキールの「ウォール街のランダム・ウォーカー」ようなイメージでしょうか。

歴史だとユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」

 

著者が重要な本を分かりやすくまとめてくれたのが「読書大全」

おそらくそれぞれのジャンルの外さない本が紹介されていることでしょう。

ちょっとずつ読んでいきたい。

読書の目的な何なのか。

 

読書とは「自分で自分をつくっていく」ことであり、「自分が何を望んでいるのか?」を明確にするための作業にほかならないのです。

 

何か心の中にモヤモヤした想いがある。

それが本を読んで言語化される経験があります。

自分の言いたいことはこれだったんだと。

 

自分が何がやりたいのか、逆に何をやりたくないのか。

何を知っていて、何を知らないのか。

そういった自己問答が本を通してできます。

 

自分という存在を浮き彫りにする読書。

他人が強制することはできません。

 

読書の意義を存分に感じられる本でした。

読書好きの方におすすめ。

『身近な雑草の愉快な生きかた』稲垣栄洋

 

「身近な雑草の愉快な生きかた」を読みました。

著者の稲垣栄洋さんの専攻は雑草生態学。

三上修さんのペン画も素敵でした。

 

今は梅雨で水分が豊富。

晴れの日は強い日差し。

近隣の道路脇、水路沿いの雑草がすごい勢いで伸び始めてます。

 

“雑草”とひとくくりにされてしまってますが、それぞれの雑草にはちゃんと個別の学術名がついています。

本ではそれぞれの雑草の知られざる生態を紹介。

 

交通量が少ない田舎の道路を走っていると、道路から草が生えていることがあります。

「ハマスゲ」という名前であることを初めて知りました。

硬いアスファルトを突き破る力がすごい。

その圧力は車のタイヤよりも強いという。

 

突き破ったアスファルトは鎧のごとく草を守ってくれます。

表面上の草を刈り取られたとしても、アスファルトの下には根が残っていて除去することは不可能。

 

見た目を稲に似せて身を隠す「タイヌビエ」も面白い。

雑草のしたたかな生存戦略。

 

どれだけ草刈りをし、除草剤を撒いても草は生えてきます。

踏まれても刈られてもたくましく生きる姿はまさに“雑草魂”

人間も学ぶことが多い。

 

本を読み終わった後に、近所を散歩すると「頑張ってるな」と雑草の見方が変わりました。

『成功している男の服選びの秘訣40』宮崎俊一

 

久々に宮崎俊一さんの「成功している男の服選びの秘訣40』を読み返しました。

本の出版は2012年。

宮崎さんの出版当時の肩書は銀座松屋 紳士服バイヤー。

今回の本は男性カジュアル服について書かれています。

ビジネス服については「成功する男のファッションの秘訣60」が詳しい。

yamabooks.hatenadiary.com

男性だとビジネス服はある程度型が決まっていて正解があります。

ワイシャツを着て、スーツを着ていればそれなりの雰囲気を醸し出せる。

 

カジュアルになると、急に自由になり過ぎてだらしくなるだけの人が多いのでは。

その人のファッションセンスが如実に現れるカジュアル。

 

街を歩くと、夏場だとええ年をしたおじさんがTシャツ1枚で出歩いている姿を見かけます。

体が鍛えられているなら良いのですが、お腹が出てメタボ体型。

老い感が強調されてしまってます。

 

本では「Tシャツは非常に無防備なアイテム。決して体型をカバーしてくれません。」「マッチョでもメタボでも40歳を過ぎたらTシャツを着ない」

 

年齢を重ねると、いくら「若々しく見える」人であっても、“隠したいパーツ”が出てくるものです。代表的なものは、年齢が表れやすいと言われている首のシワや、日焼けによるシミ。これは日頃のエクササイズなどで改善できるものでもないので、やはりできるだけ隠したほうが望ましいと思います。

 

40歳過ぎたら襟付きシャツは必須。

シャツに襟があるのは合理的な理由がある。

かといってプライベートまでワイシャツを着たくない。

本で紹介されている定番アイテムがラコステのポロシャツ「L1212]

ラコステの店に行けば多彩なカラーで必ず販売されている定番ウェア。

最初に本を読んだ頃から少しずつ買い始めました。

色は白とグレーが多め。

 

着心地が良く、洗濯しても襟の形が崩れにくい。

安物のポロシャツだと洗濯を続けると襟がヨレヨレになってきます。

カジュアル服でありながらフォーマル感もある優れもののアイテム。

 

近年ラコステ商品びっくりするくらい価格が上昇。

10年前は1万円ちょっとだった気がします。

L1212の現在の価格は17600円。

手が出しづらくなりました。

 

最近、ユニクロ商品に注目しています。

昔と違って、値段は安いけどダサいこともない。

3000円くらいでポロシャツを買えます。

MBさんのYouTubeチャンネルを見て、自分に合いそうなポロシャツを買えば大失敗をしないのでは。

 

パンツはミディアムグレーかチャコールグレーを選んでおけば万能。

 

自分は履いてないですけど、ちょっと前までワイドパンツが流行っていたのでしょうか。

足の短さが強調される気がします。

年を取りお腹が出始めると、スリムフィットのパンツが履きにくく似合わなくなってきます。

自分はレギュラーフィットでど定番のデザインばかり。

 

男性カジュアル服に興味がある方、流行に左右されない定番アイテムを探したい方におすすめの本。

『ブレイクの「瞬間」』R25編集部 編

 

ブレイクの「瞬間」

ブレイクの「瞬間」

  • 日経BP 日本経済新聞出版本部
Amazon

『ブレイクの「瞬間」』を読みました。

 

首都圏で毎週木曜に発行されている(いた?)フリーマガジン「R25」

自分は首都圏に住んでないのでR25は読んだことがありません。

数多くの著名人へのインタビューをまとめた本。

 

本の出版は2009年。

懐かしい人もいれば、残念ながら亡くなられた方もいる。

活躍していた時代の空気感を感じられました。

 

ルー語で一斉を風靡したルー大柴さん。

長い下積み生活でブレイクしたのが34歳の時。

CMで「トゥギャザーしようぜ」と言っていたのが印象深い。

テレビに出始めの頃は、とにかく濃くてうざかった記憶。

 

当時34歳、はっきり言って必死でした。とにかくインパクト重視で、自分の名前を全国に知らしめたかった。追い詰められての苦肉の策なんです」

どこにもいない「クドくて」「気持ち悪い」キャラを自分なりに演出したら、“ルー大柴”になっていた。

 

長い地中生活から“蝉芸人”とも言われていたルー大柴さん。

あのウザいキャラクターは演出だったんですね。

地中から抜け出す時の大勝負はさすが。

 

ルーさんは53歳の時にも再ブレイク。

直近だと、エックスのタイムラインに、サッカーW杯代表の伊東純也選手の昔の写真がルー大柴さんに似ていると話題に。

しっかりみんなの記憶に残ってます。

 

39歳で小説家デビューした浅田次郎さん。

昼間は自分の会社の仕事をしながら、夜中に小説を書き続けていたという。

才能と努力に関する言葉がグッときました。

 

どんなに才能のある人間でも、ひとつのことをやってきた人間には敵わない。多芸多才だと思っている者ほど、目移りがしていろんなことをやりたがる。でも、それがものになった試しがないんだよ。

 

プロ野球の世界でも入団前は才能があって二刀流と言われていたけど、どのポジションでも成功しない選手がいます。

大谷選手は別格。

一つの分野に10年、20年努力を続けてきた人は、器用貧乏な才能のある人を上回る。

 

自分の場合は才能がない上に転職を繰り返してきました。

高校を卒業をしてずっと同じ会社に勤めてる同級生の方がはるかに良い暮らしをしています。

今となっては仕方ない。

 

ブログはかれこれ18年書き続けてます。

何らかの形で文章を書くことはおそらくずっと続けていきます。

自分にもいつかブレイクの「瞬間」が訪れるのでしょうか。

 

タレントで美術評論家の山田五郎さん。

「日曜洋画劇場」の淀川長治さんの解説から何かを見る際の鑑賞法を説きます。

 

こりゃダメだみたいなブランドを扱うときでも、めっちゃカッコイイと思い込むところから入ろうと。そうやって興味を持って掘り下げていくと、どんなものでもそれなりに面白くなってくる。30歳を過ぎたあたりかな。もう大丈夫だ。俺はなんでも興味が持てるって思えたのは」

 

「日曜洋画劇場」観てました。

淀川長治さんの独特な解説。

毎週、すごく面白そうに解説されてるけど、内心本意じゃない作品があったかもしれません。

 

どんなものでも面白い魅力がある。

広告代理店だって、その商品の魅力を最大限引き出して広告やCMを作ります。

1つの対象を掘り下げ、アングルを変えれば面白さが分かるかもしれない。

 

ブログやSNSでは、何かを否定する人が多い。

否定するのは簡単。

自分はその対象のどこが面白いと感じたのか、料理だと美味しいと感じたのか。

褒める投稿を心がけていきたい。

 

本では55人の成功者のメッセージ。

自分と近いタイプの先生がいるかもしれません。