丹羽拳士朗さんの「へんな信号機」を読みました。
読んだというより写真を眺めたいう方が正確ですが。
著者は小学6年生の時に自身が撮影した信号機の写真を掲載したホームページ「Let's enjoy signal!!」を開設。
47都道府県すべてで信号機を撮影したという。
信号機に興味のない方にはピンとこないかもしれない。
路上にあるあらゆる構造物にはマニアが存在します。
マンホール、標識、鉄塔、ガードパイプなど。
まず信号機が趣味として鑑賞の対象物であり、信号機を偏愛する方がいて、こうして商業出版までされているというのが驚き。
自分も最初は信号機に全然興味がありませんでした。
ある時、名古屋の大須の赤門通りにある通称“UFO信号機”を見てしまいました。
この信号機はなんだ。
車道用の信号機と歩行者用の信号機が箱型で一体となっていて見た目はまさにUFO。
信号設置が難しい場所での技術者の知恵。
面白い信号機との最初の出会いが大須でした。
本を見ると自分が知らないユニークな信号機の写真が掲載。
残念ながら撤去された信号機も多い。
自分の家の近所もそうですが、信号機は従来の白熱電球からものすごい勢いでLEDに入れ替わってます。
LED型はどれも同じような型式でつまらない。
「へんな信号機」はこれから時が経つほど貴重な信号機の記録として価値を高めていくのでは。
著者のホームページで自分が住む地域の信号をチェックしたら、面白い信号機が1箇所ありました。
早速写真を撮りに出かけたい。