『ブレイクの「瞬間」』を読みました。
首都圏で毎週木曜に発行されている(いた?)フリーマガジン「R25」
自分は首都圏に住んでないのでR25は読んだことがありません。
数多くの著名人へのインタビューをまとめた本。
本の出版は2009年。
懐かしい人もいれば、残念ながら亡くなられた方もいる。
活躍していた時代の空気感を感じられました。
ルー語で一斉を風靡したルー大柴さん。
長い下積み生活でブレイクしたのが34歳の時。
CMで「トゥギャザーしようぜ」と言っていたのが印象深い。
テレビに出始めの頃は、とにかく濃くてうざかった記憶。
当時34歳、はっきり言って必死でした。とにかくインパクト重視で、自分の名前を全国に知らしめたかった。追い詰められての苦肉の策なんです」
どこにもいない「クドくて」「気持ち悪い」キャラを自分なりに演出したら、“ルー大柴”になっていた。
長い地中生活から“蝉芸人”とも言われていたルー大柴さん。
あのウザいキャラクターは演出だったんですね。
地中から抜け出す時の大勝負はさすが。
ルーさんは53歳の時にも再ブレイク。
直近だと、エックスのタイムラインに、サッカーW杯代表の伊東純也選手の昔の写真がルー大柴さんに似ていると話題に。
しっかりみんなの記憶に残ってます。
39歳で小説家デビューした浅田次郎さん。
昼間は自分の会社の仕事をしながら、夜中に小説を書き続けていたという。
才能と努力に関する言葉がグッときました。
どんなに才能のある人間でも、ひとつのことをやってきた人間には敵わない。多芸多才だと思っている者ほど、目移りがしていろんなことをやりたがる。でも、それがものになった試しがないんだよ。
プロ野球の世界でも入団前は才能があって二刀流と言われていたけど、どのポジションでも成功しない選手がいます。
大谷選手は別格。
一つの分野に10年、20年努力を続けてきた人は、器用貧乏な才能のある人を上回る。
自分の場合は才能がない上に転職を繰り返してきました。
高校を卒業をしてずっと同じ会社に勤めてる同級生の方がはるかに良い暮らしをしています。
今となっては仕方ない。
ブログはかれこれ18年書き続けてます。
何らかの形で文章を書くことはおそらくずっと続けていきます。
自分にもいつかブレイクの「瞬間」が訪れるのでしょうか。
タレントで美術評論家の山田五郎さん。
「日曜洋画劇場」の淀川長治さんの解説から何かを見る際の鑑賞法を説きます。
こりゃダメだみたいなブランドを扱うときでも、めっちゃカッコイイと思い込むところから入ろうと。そうやって興味を持って掘り下げていくと、どんなものでもそれなりに面白くなってくる。30歳を過ぎたあたりかな。もう大丈夫だ。俺はなんでも興味が持てるって思えたのは」
「日曜洋画劇場」観てました。
淀川長治さんの独特な解説。
毎週、すごく面白そうに解説されてるけど、内心本意じゃない作品があったかもしれません。
どんなものでも面白い魅力がある。
広告代理店だって、その商品の魅力を最大限引き出して広告やCMを作ります。
1つの対象を掘り下げ、アングルを変えれば面白さが分かるかもしれない。
ブログやSNSでは、何かを否定する人が多い。
否定するのは簡単。
自分はその対象のどこが面白いと感じたのか、料理だと美味しいと感じたのか。
褒める投稿を心がけていきたい。
本では55人の成功者のメッセージ。
自分と近いタイプの先生がいるかもしれません。