立花隆さんの「知」のソフトウェアを読みました。
この本の初版は1984年。
大昔に“知の巨人”に憧れて読んだ記憶はあるのですが、当時の自分は未熟で何もキャッチできませんでした。
今回は立花さんのインプットとアウトプットが色々と参考になりました。
自分は10年ちょっとブログを書き続けてます。
文章が上手になりたい気持ちはもちろんあります。
「どうすればいい文章が書けるのか」という項目がありました。
いい文章が書けるようになりたければ、できるだけいい文章を、できるだけたくさん読むことである。それ以外に方法はない。
楽して簡単にいい文章を書く方法はありません。
現在活躍されている作家さん方はおそらくとんでもない量の本を読んできてるはず。
今後もたくさんの本を読み続けていきたい。
それでも実用的なアドバイスもありました。
修飾語を取りのぞき、連文、複文なら単文にし、できるだけ単純で短い文章にしてみる。
特に現代はスマホで文章を読まれることが多い。
ブログのアクセスの8割はスマホから。
スマホで長い文章は読む気になりません。
読者のことを考えて、1文は短い方が良い。
文体は作ろうとしてできるものではない。自然にできあがるものである。
例えば自分が村上春樹さんに憧れて真似して書いても、村上春樹さんのような文章にはなりません。
憧れの作家さんは何人もいます。
無意識に影響を受けつつも、だんだんと自分の書風ができていくのかなあ。