スウェーデンの精神科医・アンデシュハンセンの「運動脳」を読みました。
日本では「スマホ脳」で知った方も多いのでは。
書店で見つけ新刊かと思って読んだら、2018年に出版された「一流の頭脳」に加筆修正された内容でした。
本のサイズがコンパクトになり読みやすくなりました。
本を読むと無性に運動したくなります。
夏場、ウォーキングや山歩きをサボっていたのですが再開しました。
脳の働きを良くするには運動がベスト。
本の中から線を引いた箇所をいくつか抜粋。
運動をすると、海馬で新しい細胞が生まれる。身体を動かすことで血流が増え、より多くのエネルギーを得て海馬の機能がよくなる。古い細胞が遺伝子レベルで若返る。また、加齢による萎縮の進行が食い止められ、むしろ若返りさえする。
今日の脳は、昨日の脳と同じではない。脳は、永遠に開発途中の未完成なのである。
よく年をとると毎日脳細胞が死んでいくみたいな話を聞きます。
何もせずにぼーっと生きてるとそうなのかもしれません。
運動することで脳の老化を食い止めるどころか若返ることも期待できます。
近所のおじちゃんおばちゃんたちは朝や夕方によく歩いています。
もちろんみなさん元気です。
昨夜は仕事から帰ってから30分ほど歩いたのですが、シンプルに気持ちが良いし、良いアイデアが浮かんできます。
お金を払ってフィットネスクラブに行かなくても、家の近所を歩くだけで心と体に良い。
「運動脳」は体験的に良いと分かっていることが、ロジカルになぜ良いのかが分かって、自分に自信がつきました。