橘玲さんの「シンプルで合理的な人生設計」を読みました。
今回読んで当たり前だけど実践できてない成功法則は2つ。
「睡眠と散歩は最強の自己啓発」
「競争の本質は競争しないこと」
睡眠と大切さと散歩の有効性は他の本でもたくさん紹介されています。
散歩すると頭の働きが良くなるしよく眠れます。
週末はたっぷり熟睡してよく動いてますが、平日はできてません。
誰しも1日は24時間。
仮に8時間眠るとして残りは16時間。
今自分の生活を振り返ると、出勤してから家に帰るまで12時間かかってます。
となると、自分が自由に使える時間はたったの4時間しかありません。
その4時間もご飯を食べたり、お風呂に入ったりしてるとほとんど時間がなくなってしまいます。
散歩どころではありません。
毎日8時間寝て、毎日1時間散歩しようと思ったら、勤務時間を短くするしか方法はありません。
勤務形態が柔軟に変えられる会社なら良いけど、ほとんどの会社では難しいでしょう。
本の中でも主張されていますが、健康的で自分らしい生き方を実現しようと思ったら、フリーランスになるしかないのかなあと。
自分が生きられるニッチを獲得するためには、生き物はどのような方法を使っているのだろうか。それは「ずらす」ことだ。
もっとも重要なのは、「強者の土俵で戦ってはならない」という原則だ。圧倒的な才能があり、圧倒的な努力をしないかぎり、自分より優れた者はいくらでもいる。そのような強者ばかりのところで勝負すれば、待っているのは絶滅の運命だ。
自分が子供の頃は運動神経の良い子はまず少年野球チームに入ってました。
中学、高校とだんだんと他の競技へシフトしていく。
多少の野球のセンスがあったとしても、大谷選手のように活躍するのは無理です。
努力の量が問題ではありません。
仮に野球の世界で勝負するにしても、選球眼を磨き出塁率の高さで勝負する、投手なら左打者には無類の強さを発揮する、選手としてではなく野球の指導者、ユーチューバー、ライターの分野にシフトするといった“ずらし”が大切。
今自分がいる土俵でどうずらしていくかを考えてみたい。