中田敦彦さんのYouTube大学で紹介されていた「天才たちの日課」を読みました。
小説家、画家、作曲家、研究者など161人の天才たちの日課を淡々と綴った1冊。
傑作を生み出すトップクリエイターの日常は淡々としてます。
本の中で紹介された人の中のおよそ9割は朝型人間。
起きてから数時間をとても大切にして精力的にアウトプット。
そしてお散歩する人も多かったです。
それも2時間くらい。
散歩の中でアイデアが浮かんでくるようです。
161人の天才の中から、ベートーヴェンの日課を引用します。
ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770ー1827)
ベートーベンは夜明けに起きて、ほとんどすぐに仕事を始めた。朝食はコーヒーで、細心の注意を払って入れたー 一杯につき、豆六十粒。正確を期すために一粒ずつ数えることもよくあった。それから机について二時か三時ごろまで仕事をしたが、ときどき休憩をとって散歩に出かけた。散歩は作曲の役に立ったという(おそらくそのせいで、ベートーヴェンは、あたたかい時期のほうが多くの曲を作ることができた)。
昼にしっかりと食事をとったあと、さっそうと長い散歩に出かける。日中の残りの時間の多くがその散歩に費やされた。いつも鉛筆を一本と五線紙を二、三枚ポケットに入れて持ち歩き、浮かんできた楽想を書きつける。
まず朝にコーヒーを飲むこと、朝すぐに制作に取り組むこと、散歩に出かけることは自分と一緒。
散歩は体に良いのはもちろんですが、脳の働きが良くなってふうっとアイデアが浮かんでくることがあります。
ベートーヴェンの代表曲「運命」の出だし「ジャジャジャジャーン♪」は散歩中に降りてきたのかも。
今は冬で寒くてなかなか散歩に行けてないです。
もう数ヶ月したら暖かくなってきてバリバリ散歩に出かけたい。
自分のような凡人でも、朝起きたらすぐに勉強、制作、仕事に取り組む、途中に散歩に出かける習慣は真似しておいて損はありません。
メールの返信など細々した雑務は午後に回していきたい。
人それぞれ体質やライフスタイルが違うので、161人の日課の中から自分に合いそうな人を選んでいけば何かのプラスになるのでは。