日本で初めて栄養療法専門クリニックを開設された溝口徹さんの『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった」を読みました。
この本が出版されたのは2014年。
今でこそ当たり前になりつつある糖質制限。
血糖値の上下を安定させ、タンパク質、ビタミン、鉄分などの栄養を取らなきゃ行けない。
自分も疲れた時に甘いものに手を伸ばしがち。
これが逆効果。
疲れた時にはナッツ、チーズ、ゆで卵などを食べるのがベター。
糖質制限というと、糖尿病にならないため、ダイエットのためのイメージがあります。
本を読んでて糖質の恐ろしさは“老化を早める”こと。
自分も40代半ばになったので、すごく気になります。
一部引用します。
糖化が進むと問題になってくるのが「AGE(終末糖化産物)」という物質に転換してしまうことだ。AGEはいわば劣化してしまったたんぱく質で、一度できるともはや元に戻すことはできなくなってしまう。
AGEが体のあらゆる組織に蓄積されると、肌のハリを失わせる、骨や血管をもろくするなど、さまざまな老化現象の原因となる。しかもこのAGEが生じる過程で、今度はそれ自体が酸化(体のサビ)を促す活性酸素を発生させてしまうのだ。
活性酸素を発生させること自体、体にとってはとても負担になる。これが疲労につながってくるというわけだ。
恐ろしい AGE(終末糖化産物)
10代20代の頃はみんなお肌がピチピチしてるけど、40代以降は見た目の年齢に大きな個人差が出てきます。
普段の運動、睡眠、食事の積み重ねが体の変化になってきます。
自分の食事も糖質を減らす方向でいきたいと再確認できました。