「一晩置いたカレーはなぜおいしいのか」を読みました。
カレーライスは大好きで、晩ごはんがカレーだとテンションが上がります。
いつも多めに作っておいて、翌日もカレー。
2日目のカレーはさらに美味しく感じます。
なんとなく、具材のエキスが染み込んで美味しくなっているのかと思ってました。
その想像は間違ってませんでした。
具体的にどの食材のその成分が一番美味しさに貢献しているのか。
気になる方はぜひ読んでもらいたい。
著者の稲垣栄洋さんは農学博士。
本の中ではカレーライスだけでなく、様々な食材のサイエンスを分かりやすく紹介されています。
自分はたまにベトコンラーメンをたまに食べます。
ベストコンディションラーメン。
ニンニクを食べると元気になります。
最近は匂いの少ないニンニクもありますが、自分は強烈な方が好き。
古くは古代エジプトのピラミッド労働者にも支給されていたニンニク。
じつは強い殺菌作用を持つニンニクの成分は、大なり小なり多くの生物にとって有害なものなのです。そのため、ニンニクを食べると有害な毒を排除しようと人間の体内の免疫力が高まり、防御態勢に入ります。そして、人間のさまざまな生理作用が活性化されるのです。
なるほど。
毒と薬は紙一重。
自分の免疫力が高まり生理作用が活性化されているとは。
ベストコンディションラーメンにはちゃんとした理由があるのです。