「人生100年時代の年金戦略」を読みました。
著者の田村正之さんは、日本経済新聞社編集委員兼解説委員、証券アナリスト、 CFP。
年金に対して中立の立場で詳しく書かれています。
自分も年金のことを考えなきゃいけない年齢になってきました。
最近の60代、70代を見てるとバリバリ働いている人が多い。
元気です。
人生100年という想定は考えておかなければなりません。
「ねんきん定期便」に記載されている現時点での年金受給見込み額を見ると愕然とします。
年金暮らしなんか夢のまた夢。
現在は海外のETF(VT)を毎月買い増ししています。
3ヶ月ごとに振り込まれる配当金が年金の足しになれば。
現在の年金の財源の半分は消費税などの国費が投入されています。
年金機構が運用している財源は全体の1割程度。
年金制度自体が破綻することはなさそう。
制度を維持するために消費税の税率は上がるだろうし、受給開始年齢が遅れ、受給金額が物価の上昇についていけない状況も想定されます。
会社員ならできるだけ長く厚生年金に加入する。
可能なら受給開始年齢を繰り下げて、受給金額を増やす。
自営業なら、付加年金、国民年金基金、確定拠出年金、小規模企業共済などの制度を活用する。
もし自分がフリーランスになったら、確定拠出年金に加入したい。
最大6万8000円まで拠出できます。
運用中の収益は非課税で掛金は全額控除できます。
大きな病気になったらゲームオーバーです。
より長く働けるように、健康管理が大切。