「悩め医学生 泣くな研修医5」を読みました。
シリーズの1から4までは読んでません。
書店でたまたま出会いました。
著者の中山祐次郎さんは鹿児島大学医学部を卒業した現役の外科医。
自分の学生時代は医学部の友人はいませんでした。
医学部の学生さんが普段どんな授業を受けているのか興味津々で読ませてもらいました。
消化器の講義が印象に残りました。
いかに人間の自然肛門が精密によくできているか、今日の講義で少しは理解いただけたでしょか。便という外敵の多い環境にさらされながら、何十年も機能を損なわずに肛門は存在しています。ですから、肛門に起きたトラブルを治すということは人間にとって非常に重要で、ときに人間としての尊厳を保つことでもあるのです。
本の中では人口肛門についても詳しく書かれてました。
できれば自然肛門を末長く維持していきたいと強く思いました。
まず医学部に入学するのが難関で、入学してからも膨大な勉強量と実習、一般的な試験とは違う医師の国家試験。
お医者さんすごい。
難病患者との向き合い方、看護師との関係など医者ならではの苦しみもあります。
病院を舞台にした映画やドラマは多いですが、医学部の舞台にした作品は思い浮かびません。
医学部の生活に興味がある方におすすめ。
将来、医師になりたい方にも参考になるのでは。
シリーズの1から4も読んでみたいです。