現在テレビで放送中のアニメ「変人のサラダボウル」
岐阜県岐阜市が舞台。
オフィム帝国を滅ばされた皇女サラが転移してきて、探偵・惣助と出会う。
まずアニメの第1話を見てハマり、コミック4巻を読み、原作の文庫版6巻も読み終わりました。
コミックの作画がとてもかわいく描かれてるので、入り口としてはおすすめ。
原作の文庫の方がディープなネタも多くて好きです。
いわゆる“ライトノベル”を読むのは初めて。
読みやすい文章で途中にイラストもあるので、文字だけの本が苦手な方でも読みやすい。
地元民にとってはなじみのある場所や食べ物が登場します。
メジャーな観光スポットだけではなく、誰も知らないような公園も出てきて面白い。
サラを追って転移してきた女騎士リヴィアはある橋の下でホームレス生活をします。
その橋の下では昔、実際にホームレスの方が生活してました。
作者の平坂読さんは岐阜県出身。
おそらく当時のことを知っているではと想像しました。
物語で扱っている話題が、いじめ、転売、新興宗教など一見すると重い。
出てくるキャラクターが個性的で、重い話題も自然に溶け込んでます。
6巻まで読み終わりましたが物語はまだまだ続きます。
ぶっ飛んだ展開に驚きつつ今後が楽しみです。
おそらくアニメは原作に追いつかないでしょう。
アニメの続きを知りたい方にもおすすめ。