小松左京さんの「復活の日」を読みました。
謎の病原菌MM88が人類を壊滅。
残った人類は南極に1万人足らず。
小説の初版は1964年で1980年には草刈正雄さん主演で映画化。
1964年アメリカとソ連による東西冷戦時代の頃。
そんな軍事的な背景も描かれてます。
MM88も元々は宇宙で採取された微生物を生物兵器用に開発されたもの。
ワクチンも効かず次々と人類に感染していきます。
映画の「日本沈没」の原作が小松左京さんなのは知ってましたが、小説をちゃんと読んだのは初めて。
科学的な見識が深く骨太な作品でした。
小松さんの他の作品も読んでみたい。
現代の世界で猛威をふるう新型コロナウイルス。
「復活の日」も最寄りにある書店のコロナ関連本コーナーの中に並んでました。
コロナは某国のウイルス研究所が発端じゃないかという話も出てましたが真実はどうなんでしょう。
先日、コロナで亡くなった方の世界各国の統計を見たのですが、アメリカはすでに64万人が死亡。
ウイルスは目に見えなくて核兵器より恐ろしい存在なんじゃないという気もしてきました。