在野の研究家・金田直久さんの「白装束を率いた女 千乃裕子の生涯」を読みました。
2003年4月29日のこと、新聞、テレビ、週刊誌など日本中のほぼすべてのマスメディアは福井県と岐阜県郡上郡八幡町の林道に広がる“真っ白”な奇々怪々な光景を報じていた。
白のハイエースに渦巻き模様のステッカーを張り、着ている服も上から下まで真っ白。
滞在先では樹木に白い布を巻きつける。
怪し過ぎる謎の集団のキャラバン活動覚えています。
2003年当時、自分は某テレビ局でカメラマンのアシスタントをしていました。
岐阜から長野へ出ていくまで、キャラバン隊にくっついて取材をしていました。
ワイドショーの後追いでキャラバン隊が岐阜に来た時に急遽出動だったような。
途中であった記者会見の時に、ガラケーで写真も撮ってました。
もうそのガラケーも写真データもありませんが。
長野へ出た時点で自分たちのクルーは撤収しました。
その後、山梨で拒否されて引き返し再び岐阜に戻ってきた時は別のクルーが出動しました。
当時は報道関係者の端くれでしたが、あの白装束集団のことは詳しくは知りませんでした。
千乃裕子とは一体何者なのか?
千乃裕子を襲っていた電磁波「スカラー波」とは?
なぜ白だったのか?
なぜキャラバン隊活動が始まったのか?
なぜあれだけ報道が加熱したのか?
20年経って当時の謎が解けました。
キャラバン隊の内情も書かれていて中には笑える箇所も。
気になる方は読んでみては。