医師でありカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)准教授の津川友介さんの「HEALTH RULES 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣」を読みました。
前著「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」も分かりやすかったです。
ネットやテレビで多くの健康情報が飛び交ってます。
健康オタクの自分としては、エビデンスに基づく確かな情報が知りたい。
この本では多くの研究によって結果が出て論文が発表され、エビデンスに基づく健康習慣が紹介されてます。
その中で自分も 日常的に取り組んでいるウォーキングについて引用します。
2020年3月に発表された最新の研究によると、7500歩多く歩くことでさらに健康上のメリットがあることが分かった。
1万2000歩以上は歩いても健康上のメリットは少なそうである。つまり、死亡率という観点においては「1日1万歩」神話は必ずしも正しくなく、もっと少ない歩数でも、健康上のメリットは大きいのである。もし無理がないようであれば、1万2000歩を目指してもいいだろう。
本には、1日の歩数と死亡率の関係を示したグラフが掲載されているのですが、2000歩から8000歩までは歩数が増えるにつれて劇的に死亡者数が低下。
1万から1万2000歩はほとんど数字の変化がありません。
むやみにたくさん歩いてもコスパが悪い。
自分の場合、1万歩歩くのに1時間20分程度要します。
毎日これだけの時間確保するのは難しい。
1万歩にこだわらず、少ない歩数でもコンスタントに歩き続ければ健康には良さそう。