折に触れて参照している「現代語訳 信長公記」
著者の太田牛一は織田信長に仕えていた側近。
1610年(慶長15年)頃に完成させた織田信長の一代記。
信長の幼少期から本能寺の変まで淡々とつづられています。
信長公記の信頼性は高く、歴史書として一級史料として評価されています。
読みやすい現代語訳でした。
人類の文明が発展したのは文字を使えるようになったから。
書物として記録に残すことで、先人の知見を後世の者が受け継がれる。
このブログもそうですが、その時の出来事や感じたことを記録に残しておく意義は大きい。
現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」
これまでのドラマに出てこないような人物が登場します。
例えば信長に仕えた城戸小左衛門。
聞いたことがなかった人物。
信長公記を読んでみると、桶狭間の戦いの前に記載がありました。
96ページから。
また六人衆というのを決めています。弓三張の者は、浅野長勝・太田牛一・堀田孫七、以上。槍三本の者は、伊東清蔵・城戸小左衛門・堀田左内、以上。この人たちは常に信長公の身辺に控えております。
ドラマで描かれているように城戸小左衛門は信長に仕える槍の達人だったようです。
これ以外に記載はありません。
ドラマでは桶狭間の戦いであっさり亡くなってしまいました。
その後実際どうなったか分からないのでどう描こうが自由。
藤吉郎と小一郎の父の手柄を奪った話も創作。
ドラマの中に信長の正室である帰蝶が出てこないのも話題になりました。
帰蝶も謎多き人物。
信長公記の中に名前が出てきません。
桶狭間の戦いの前には亡くなっていたのかもしれません。
歴史好きの方、信長好きの方は手元に置いておいた方が良い本。
