やまさんの読書ブログ

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『歴史とは靴である』磯田道史(再読)

 

久々に磯田道史さんの「歴史とは靴である」を読み返しました。

最近、歴史への興味関心が再燃。

磯田さんが高校で行った授業を書籍化した本。

歴史について分かりやすく語りかけてます。

 

何のために歴史を勉強するのか。

これまでの人類のトライアンドエラーを知るため。

“歴史”という認識があるのは地球上で人間だけ。

文字として後世に記録を残せるようになったことが大きい。

先人が考えて挑戦して分かったことを何かの記録に残す。

後世の人がそれを読んで、先人を超える努力をしていく。

そうやって文明が発達していく。

 

多くは、個体の体験や記憶だけで行動するのが通常であるのにたいして、人類は、他の個体が経験したものを、なんと空間や時間を飛び越して、人類共有の財産にして、次の行動が学習されていって、もうちょっとましに生きられる、もしくは愚かな考えをも伝えて、差別や偏見を後代に残したりしています。

これが「歴史をもつ」ということであり、その意味でぼくら現生人類=ホモ・サピエンスとはきわめて不思議な生きものだということを歴史学習の前提にまず考えておいてください。

 

なにごとも歴史的な考え方は大切になります。常日ごろから、時間と空間を飛び越えて、似たようなことはないかなと考えながら暮らすと成功パターンも知れ、危険が避けられ、成功しやすいのです。

 

アリストテレスなど数千年前の偉人の言葉を読めるのは人間だけ。

書店に行くと、偉人の歴史マンガが並んでます。

自分と似たタイプの成功者の歴史マンガを読んで行くと勝ち方が見えてくるかも。

 

よく「歴史は繰り返す」といいます。

経済でもどういう兆候があるとバブルなのかどうか、過去のバブルの歴史を振り変えると投資家が熱狂に沸く時期があります。

「今はバブルじゃない」ともっともらしい理由をつけて正当化しています。

 

過去にどういう状況で戦争が起きやすいか知っておけば、事前に戦争を回避するための防止策が打てます。

 

歴史は我々人間の暮らしを守ってくれるもの。

つまり「歴史とは靴である」

 

なんとなく歴史に興味を持ち始めた方におすすめの本。