南清貴さんの「安くて便利でおいしい食品の罠」を読みました。
本が出版されたのは小林製薬の紅麹サプリメントが問題になった頃。
「紅麹コレステヘルプ」というサプリメントを服用していた人たちが腎臓の病気になり死者も出てしまいました。
詳細は不明ですが、製造の過程で青カビが生成する「プベルル酸」が発生。
プベルル酸は毒性が非常に強い。
小林製薬の製造管理自体は厳密に行われていたと思います。
それでも発生してしまう「意図せぬ物質」
サプリメントの製造だけでなく食品添加物の製造でも起こり得る。
食品添加物の問題点は、複数の科学物質を一度に接種することにあります。科学物質は、1種類でさえ体内に入ったときにどう変化するかわかりません。ましてや3種類、4種類と増えたときの影響なんて、誰にもわかるはずがないのです。
著者がこの本で一番訴えたいことだと感じました。
単独の食品だと食品添加物が使用されていても国の基準もクリアして問題がない。
複数の食品、複数の食品添加物が体の中で混ざり合った時にどんな化学反応が起きるかわかりません。
洗剤だと“混ぜるな危険”の表示があります。
すぐに影響なくても長期的に原因不明の不調が起きる可能性があります。
もしそうなっても因果関係を証明するのは不可能。
自分の身は自分で守っていくしかありません。
欧米など先進国ではがんによる死亡数が減っているのに日本だけが増加しています。
食料自給率が低い日本。
アメリカで禁止されている食品添加物や農薬が日本では認可されているものがある。
がんの増加は食べるものの影響が大きいのでは。
本の中で、これだけは「食べてはいけない!」14の物質が紹介されてました。
保存料、着色料など大抵の食品に入ってます。
これらを全部避けるのは難しい。
理想は安心できる食品を使って自炊すること。
まず分かりやすく体に悪そうな菓子パン、スナック菓子、加工食品は避けていきたい。
食品に貼ってあるラベルを見る習慣を持ちたい。
自分は日常的に豆腐を食べます。
国産大豆100%で作った豆腐は若干高いけど美味しい。
遺伝子組み換え大豆で作った豆腐は安いけどまずい。
スーパーへ行くと、ブラジルの鶏肉を使った唐揚げは安いけど微妙な味。
抗生物質など大量に使われているのでしょう。
自分が普段食べているものへの意識が高まる本でした。
