山口周さんの「読書を仕事につなげる技術」を読みました。
現在の肩書は独立研究者、著作家、パブリックスピーカーと表記されてました。
電通を経てコンサルタントに。
大学時代は美学を勉強していたそうで。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」につながっていくのですね。
「読書を仕事につなげる技術」はビジネス書をよく読まれる方におすすめ。
「ビジネス書マンダラ」が掲載されていて今後の読書の指針になりそう。
「仕事につなげる読書」6つの大原則の中に、5冊読むより「1冊を5回」読むという原則がありました。
「T字型の読書」をせよと。
自分は幸い読書週間があり、長年それなりの数の本を読んできました。
5回読んだ本があるか振り返るとない。
まずは広く浅くいろんなジャンルの本を読んで、良い本に出会ったから繰り返し読む。
確かに2回読んだ本でも1回と2回では気づきや読みの深さが変わってきます。
本棚の蔵書を適正量で保つには、5回読む価値のある本だけ残していくのも良さそう。
“情報の「イケス」をつくれ!”もなるほどなあと。
1回目に読んで良い本だと思ってもしばらくすると内容をほとんど忘れてしまっています。
線を引いてもどこに線を引いたのか分からなくなる。
著者は本の内容は忘れる前提で、本の中でピンと来た箇所はエバーノートに転記されているそうです。
5年10年経った頃に本で読んだことがつながり役に立つ日がくるかもしれない。
データベース化されていればすぐに該当箇所を検索できて本も読み返しやすい。
本を自分の仕事や生活でいつでも使える状態にしておくことが大切。
机の上に積ん読本、読み終わった本が無造作に積み上がってます。
まずは5回読む本の選別をしたい。
