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『移動する人はうまくいく』長倉顕太

 

長倉顕太さんの「移動する人はうまくいく」を読みました。

長倉さんは出版プロデューサー。

携わった本の累計が1100万部を超えるという。

 

意志の力では、行動は変えられない。

人は「環境→感情→行動」の順番で行動するからだ。

だから、移動するしかない。

 

引っ越す、海外で暮らす、会社を辞めて独立するのを勧める内容でした。

地元から一度も出たことがない自分は一番ダメな人。

自分だって若い時は地元から出たかった。

家の経済的事情もあり、大学進学は家から通える大学。

就職活動の時は就職氷河期で結果的に地元に残る羽目に。

今後どこかに引っ越す可能性はありますが。

 

人間は一般的に変化を嫌う生き物。

同じ環境に居続けると新たな刺激がなく変化に対応する力が弱まり脳も劣化していく。

強制的に今までと違う環境に適応せざるを得ない引っ越しはすごく良いことだと想像します。

自分の五感がフルに働きそう。

 

会社を辞めることについて大いに共感しました。

会社員には与えられない3つの選択肢があるという。

 

「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」が自分で選べないからだ。

これの何が怖いかというと、日本社会では「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」を選べないという異常事態が当たり前のこととされていることだ。

 

頭の働きが良い朝の時間を通勤で無駄に消耗し、無能な上司の下でコキ使われる。

自分は半年前に会社を辞めました。

嫌な人間関係はバッサリ切りました。

仕事のストレスのほとんどは人間関係だったと実感。

ストレスによる暴飲暴食がなくなったので体重も減りました。

 

学校でイジメがなくならないのも構造的には会社と一緒。

同じ人間関係が1年から3年間続くから。

今はN高などの選択肢があります。

無理して通学して悲惨な結末を迎えるぐらいなら学校を辞めれば良い。

 

実際に引っ越しするのは大変でも、今の日常でも“移動する”ことを意識したい。

地元でも普段行かない場所へ遊びに行く、普段食べないお店で食事をする、散歩のルートを変えるなど。

移動することで新たな着想が得られそう。

 

会社を辞めて独立して著者が勧めるのはコンテンツビジネス。

会社を辞めてから毎日ブログを書いてます。

メインのブログは半年間毎日更新しても、思ったようにアクセス数が伸びないのが悩みの種。

移動すれば突破光が開けるのでしょうか。