島田雅彦さんの「散歩哲学 よく歩き、よく考える」を読みました。
池田光史さんの「歩く マジで人生が変わる習慣」で紹介されてて知りました。
歩くのが好きな方は読んでおきましょう。
大昔から多くの哲学者、文学者、音楽家などが好んでよく歩いていました。
歩くことで創作のインスピレーションが湧いてくる。
自分のブログでも歩いている時に良い企画や文章のフレーズが浮かんでくることがあります。
夏は暑いので夕方6時くらいになったらせっせと歩いてます。
人間は直立二足歩行になったから長時間歩きやすくなり、両手が空くことで道具を使うことを覚え、脳が進化していった。
歩くことは人類の本質。
散歩に出れば、日々、むき出しの現実、不確実な他者と出会うことができる。直接、生身と向き合うがゆえに、他者の未加工の感情、その人が体内に囲っている微生物や菌にまで触れることとなる。生の現実、生身の他者からしか得られない、はるかに多くの情報に塗れることになる。
上の引用文を読んだだけでも散歩に出かけたくなります。
同じ道でも自動車だと素通りして気づかないことでも歩くと発見があります。
この家が解体工事を始めた、逆に新築工事を始めた、新店オープンの看板が立った、この川に鯉のぼりが並んだなど。
これは自転車ではだめ。
歩くからこそ日々の街並みの変化を感じとれます。
著者による散歩の描写も面白い。
都心、郊外、田舎と実際に散歩しながら出会ったお店など紹介。
この本では散歩の健康的な効用を一切説いてません。
著者の散歩は飲み歩きに偏りがち。
飲み過ぎて痛風を患ったそうで。
自分は酒呑みではないので想像の世界ですが、散歩して見つけた感じの良さそうなお店にふらっと入り、たまたま店で出会った人たちと酒を飲み交わす。
絶対面白い展開になります。
散歩するのにお金は要りません。
新たな刺激を受け思考を広げるために散歩をしましょう。
