「横井軍平ゲーム館」を読みました。
横井軍平さんは元任天堂の開発者。
自分が子供の頃に熱中したゲームのすべての開発に携わってました。
任天堂ゲームと最初の接点はゲームセンターの「ドンキーコング」
まだ幼稚園ぐらいだったので、祖父と一緒にしかプレイできませんた。
1プレイ100円必要だったし。
1980年(昭和55年)に「ゲーム&ウォッチ」が発売。
ゲームセンターに行かなくてもドンキーコングができるようになりました。
画期的な小さなゲーム機。
元々はサラリーマンが新幹線での暇つぶし用に開発されたという。
1983年(昭和58年)に発売された「ファミリーコンピューター」
ファミコンの十字ボタンを考案したのが横井氏。
スーパーマリオブラザーズが大ヒット。
親にファミコンを買ってもらえなくて友達の家で遊んでました。
その後、祖父にこっそり買ってもらい祖父の家でのみ遊び、なし崩し的に自宅に持ってきました。
この頃はすっかり任天堂は世界的企業。
元々は花札を作っていた京都の小さな会社と知り驚きました。
本の中では、横井氏が関わった懐かしい玩具、ゲームの紹介と技術的な解説がセットになっています。
横井氏の発想の特徴は「枯れた技術の水平思考」
先端技術ではなく、使い古された技術の使い道を変えてみることによって、まったく新しい商品が生まれるという考え方。
ゲームウォッチもシャープの電卓の液晶の技術の横展開。
斬新な新技術はそう簡単に生み出せるわけではありません。
盛りを過ぎた古い技術の組み合わせを変えることで新しい技術は生み出せる。
ゲームの世界だけに限らず、あらゆるジャンルでも通用する考え方。
横井氏は1996年に任天堂を退社し株式会社コトを設立。
1997年に交通事故により56歳の若さで亡くなります。
自分がゲームに熱中したのはスーパーファミコンまで。
現在は全くゲームに興味がありません。
横井氏が存命だったらどんなゲームを生み出していたのだろう。
任天堂のゲームで遊んでいた方、技術者の方、アイデアの発想を勉強したい方におすすめの本です。
