やまさんの読書ブログ

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『書く仕事がしたい』佐藤友美

 

書く仕事がしたい

書く仕事がしたい

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ライターでコラムニストの佐藤友美さんの「書く仕事がしたい」を読みました。

自分は普段はブログを書いてます。

他の方が書いた文章を読むのが好きで、自分で書くのも好き。

自然と書く仕事に憧れます。

そんな時に小さな書店で出会った本。

 

ライターの仕事がどんな感じで進められていくのか詳しく書かれてました。

興味のある方は読んで欲しい。

 

ライターというと取材相手へのインタビュー。

話下手の自分にはちょっとハードル高いかな。

 

取材を行うとうことは、自分自身がネタを持っていなくてもいいということです。(ネタという言葉は品がなくてごめんなさいなおですが、わかりやすいのでいったんネタと表現しますね)。

常に素材は自分ではない誰か(何か)のほうにある。だから、依頼があるかぎり一生ネタに枯渇しない職業であるとも言えます。

 

なるほど。

自分自身がネタを持ってなくても、相手から良いエピソードを引き出して文章にしていけばいい。

エピソードを引き出すだけのリサーチ、質問、会話のスキルも高めなければなりませんが、身につけてみたい。

 

ライターとは、日本語を日本語に翻訳する仕事

 

とても分かりやすい表現でした。

インタビュー取材して、録音した内容をそのまま文字にしてもおそらく読みづらい。

内容のエッセンスを抽出して、多くの方が分かりやすく面白く読めるように翻訳していく。

 

ブックライターさんもすごい。

芸能人や著名人の本はずっと本人が書いていると思ってました。

本の後ろ方を見ると“構成”と表記され別の方の名前が記載。

芸能人、著名人の本は、本人が書いているわけではなく、インタビューした内容をブックライターが文章にしています。

本1冊になるだけの内容を引き出し、分かりやすい文章にされててすごい職業。

まさに縁の下の力持ち。