映画「レジェンド&バタフライ」見てきました。
キムタクかっこいいし綾瀬はるか綺麗。
濃姫の存在なくして信長の天下布武は起こせなかった。
とても強い濃姫。
従来の信長像とは違う描き方で感動しました。
レジェバタは角川文庫から小説版も出版されています。
古沢良太さんの脚本をベースに矢野隆さんがノベライズ。
映画を見る前に読み、見た後にも読み返しました。
映画では描ききれない細かい描写があって面白い。
映画を見た方はぜひ小説の方も読んでみて欲しい。
映画の中で最重要アイテムである蛙の置物。
映画を見ている最中はさらっと流してました。
小説では蛙の置物を濃姫が見つけるシーンの描写も丁寧。
濃は陶器が好きだった。
つるつるした手触りと、うっとりするような光沢がたまらない。
並べられた陶器のなか、おもしろい形をした品物に思わず手が伸びた。
蛙である。
三本足の蛙をかたどった、どうやら香炉であるらしい。部屋で香を焚いてしおらしくするなど性に合わないが、滑稽な蛙の顔に妙に惹かれた。
大きな目にへの字に結んだ口。
どこか。
夫に似ていた。
蛙の香炉に夫の姿を重ね合わせていた濃姫。
何よりも大切なもの。
映画を見終わった後に、香炉の重要さに気づきました。
もう一度鑑賞したくなりました。