稲田豊史さんの「映画を早送りで観る人たち」を読みました。
自分はユーチューブの動画を観る時は、1.5倍速が多いです。
通常のスピードだとかったるい。
映画は通常のスピードで観ますが、年のせいか2時間も集中力が続きません。
昔より映画を観る絶対数が少なくなりました。
アマゾンプライムだと、大量の作品が無料で観られます。
スマホで観ている若者も多いのでしょうか。
プライム会員向けに最新の話題作がいち早く見放題の対象に設定されることが少なくない。逆に、リリースから時間が経っている旧作に追加料金を支払わねばならないケースは多い。
つまり「新作は安く、旧作は高い」。レンタルビデオショップの逆である。
「シンエヴァンゲリオン」「007」が映画で上映されて1年も経ってないうちに見放題になっていたことに驚きました。
「ET」は料金が必要でした。
若い世代をアマゾンプライムの会員になってもらうための戦略。
昔に比べて世の中に映像コンテンツが溢れてます。
旧来の放送局だけでなく、一般の方でもユーチューブで発信できるようになりました。
昼間、普通に仕事していると、自分が自由に使える時間は限られてきます。
その限られた時間を、映像だけでなく、ツイッターなどのSNS、ゲームなどが奪い合う。
本来、通常の速度で映像コンテンツをじっくり味わうべきだとは思います。
現実は、早送りで見続けるだろうなあ。