「ほったらかし投資術」を読みました。
経済評論家・山崎元さん、インデックス投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を運営する水瀬ケンイチさんによる共著。
水瀬さんのブログは10年以上読み続けてます。
自分がインデックス投資を続けられているのはブログのおかげ。
第2版の時は、山崎さんと水瀬さんと主張が違う点が所々ありました。
為替リスクに対する考え方など。
今回の第3版はとにかくシンプル。
インデックス投資家の間で有名なあるファンドが推奨されてました。
第2版以降、良質なインデックスファンドが誕生し、運営コストも安くなりました。
本の中で紹介されているファンドはファイナルアンサー。
長年、インデックス投資を続けている自分からすると、新たな発見はありませんでしたが、インデックス投資の初心者、これから投資を始めたい方に自信を持っておすすめできる1冊です。
近年、米国株を推奨する本やユーチューバーが人気でした。
リスクの分散という観点から、米国株より世界株です。
FIREに関する山崎さんのコメントが印象に残りました。
FIREを目指す若い人には、金融資産の形成ばかりを重視して、自分の人的資本に対して過小投資になっていないかという可能性が心配になることがあります。また、お金には有効に使えるタイミングというものがあります。
自分もできればFIREしたいです。
でも普段の生活の楽しみを我慢してまでお金を投資に回したくない。
本を読み、たまには旅行に行って美味しいものも食べたい。
ストイックな節約は無理です。
今後も収入の一定の割合をインデックス投資に振り分けていきたい。