やまさんの読書ブログ

やまさんが読んでおもしろかった本を紹介

『その神経じゃ調子わるくもなりますよ』小林弘幸

 

順天堂大学医学部教授・小林弘幸さんの「その神経じゃ調子も悪くなりますよ」を読みました。

 

年末年始は6日間休みでした。

寝たいだけ寝て、美味しいものを食べ、心身はリフレッシュ。

ただ休み明けが近づいてくると、明日から仕事かあと憂鬱な気分になります。

日曜夕方の「サザエさん症候群」と一緒。

本の中に自律神経の観点から見たサザエさん症候群について記述があったので引用します。

 

金曜の18時から月曜の9時まで、63時間あります。この間に完全に「仕事スイッチ」をオフにしていると、副交感神経が高まりすぎて、完全に「脱・仕事モード」になります。前項で述べた通り、休日にリラックスしすぎてしまい、「サザエさん症候群」にかかるのは、「63時間ののんびりモード」に浸りきって完全に副交感神経が優位になった後、急激にバランスが逆転することによって、安定をくずしてしまった人です。

 

副交感神経が優位になり過ぎてバランスを崩す。

土日だけでも崩れるので、6日も休むともっと崩れます。

バランスが崩れないようにするためには、30分程度のウォーキングをする、休み明けの仕事のスケジュールを確認するなど交感神経を働かせてバランスを保つのが良いそうです。

 

年末年始もせっせとウォーキングをして、休み明けが近づいてきたらピカピカの手帳を開いて、仕事の予定を確認しておきました。

 

毎週サザエさん症候群の方におすすめ。