アンデシュ・ハンセン著『スマホ脳』を読みました。
著者は『一流の頭脳』が世界的ベストセラーになったスウェーデンの精神科医。
先日、スマホを持っていくのを忘れました。
いつもは仕事の休憩時間にツイッターを見てるのですが、それができず落ちつかない一日でした。
どれだけ“いいね”がついているのか、通知がきているかに過剰にとらわれています。
完全にスマホ中毒。
長年頑なにガラケーを使ってたのですが、意を決してスマホに変えてから1年。
もちろん変えて良かったことが多いですが、悪いことにあります。
自分は昔から本が好きですが、読書をする集中力が落ちてきてます。
2時間の映画もとても集中できません。
YouTubeの10分程度の動画ですら怪しいです。
スマホに依存するようになると、次から次へとやってくる情報を追いかけるにのに必死で、じっくり何かを読み、思索を深めることが難しくなってきます。
スティーブ・ジョブズの10代の子供は、iPadを使ってよい時間を厳しく制限されていた。ジョブズは皆の先を行っていたのだ。テクノロジーの開発だけでなく、それが私たちに与える影響においても。
絶対的な影響力を持つIT企業のトップたち。その中でスティーブ・ジョブズが極端な例だったわけではない。ビル・ゲイツは子供が14歳になるまでスマホを持たせなかったと話す。
iPadやiPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズですら、デジタルツールの弊害を見抜いていたのです。
自分で作っておいて何だよ!とツッコミを入れたくなりますが。
現代だと小学生でもスマホを持つ時代だのでしょうか。
ITに強くなっても、想像力に欠け短絡的な大人にならないよう願います。
昨年契約した楽天モバイルの無料期間が過ぎました。
今月からは有料になるますが、使用容量が1G以下なら無料です。
スマホ脳から脱出する良いチャンス。
ツイッターを見るのは、自宅のデスクトップパソコンだけにしようかな。