やまさんの読書ブログ

やまさんが読んでおもしろかった本を紹介

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『点と線』松本清張

 

点と線

点と線

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松本清張の「点と線」を読みました。

ちょっと前に映画を観る機会があり、原作小説が気になったので。

 

博多湾の海岸に男女の死体が並んでいる。

死因は青酸カリ。

一見すると男女の無理心中。

事件性がないと思われた。

 

何かがおかしいと思った刑事は捜査を進める。

犯人と思われる人物を割り出すも鉄壁のアリバイ。

 

「点と線」は昭和32年に連載されていたようです。

登場人物の会話、描かれる風景がまさに昭和。

 

こんな刑事の会話が出てきました。

 

「東京と博多は急行で何時間だな?」

「約二十時間ちょっとです。特急なら十七時間二十五分ですが。例の《あさかぜ》です」

「そうか。往復の所要時間だけでも、四十時間ぐらいはかかるわけか」

 

現代は東京博多間は、のぞみで5時間くらい。

昭和30年代は20時間近い電車旅だったことに驚き。

運転士も客も大変。

 

物語はいわゆる時刻表ミステリー。

よく考えられたトリックでした。

 

当時は空前の推理小説ブームを巻き起こしたそうです。

後のミステリー作家も影響を受けたのでは。

 

本が古いのでブックオフで110円で売ってました。

この機会に他の松本清張作品も読んでみたい。

『本を読めなくなった人たち』稲田豊史

 

稲田豊史さんの「本を読めなくなった人たち」を読みました。

稲田さんといえば「映画を早送りで観る人たち」が話題になりました。

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タイパ重視の若者。

さらに状況が悪化して、活字を目で追いかける時間すらもったいと。

 

以前にあるアニメが話題になりました。

原作はライトノベル。

普通の小説よりもやさしい文体。

アニメよりも原作の方が面白かったので、会社の20代の子に教えてあげました。

その時に返ってきたのが「文字だけの本無理っす」

 

高卒で入社してくる新入社員と接していると、漢字を書けなさ過ぎるのにも驚きました。

読めるけど書けない。

自分と違って小さい頃からスマホを持っていた影響かもしれません。

 

この1年は、メインのブログは毎日更新してきました。

それなりにちゃんとした内容で。

毎日更新しても思ったようにアクセス数が伸びませんでした。

 

Xにブログ記事のリンクを貼ってもクリックしてもらえません。

個人ブログだけでなく、大手メディアも同じ悩みを抱えているのでは。

 

本は学生のグループインタビューを踏まえて書かれています。

若者の率直な意見は読んでいて苦しくなりました。

 

「ニュースはXのタイムラインに流れてくるポストでしか読みません。相当興味がない限り、リンクまではタップしないですね。ポストの文面だけさっと読んで終わり」

 

ジャーナリスト津田大介さんの朝日新聞でのインタビューからの引用箇所から

 

「この10年の大きな変化は、人々が検索をしなくなったこと」「フィルターバブルがより進んで、基本的にサービス側が出してくるレコメンドをそのまま見るようになってしまった」と指摘している。

 

以前はGoogle検索で上位に表示されるSEO対策が重要でした。

最近は検索で上位をとれてもアクセス数が伸びないことが増えてきました。

そもそもGoogleで検索されてない。

もうお手上げ。

 

同じお店を紹介するにしても、活字と写真でブログで書くよりも、インスタの短いリール動画で紹介する人の方が反応が良い。

自ら欲しい情報を探しにいくことはなく、たまたまタイムラインで流れてきた投稿をなんとなく見て終わり。

 

若者にとって読書はながら作業ができません。

わざわざ時間をとって書店に行ってもどんな本を選べば良いのか分からない。

 

活字メディアにとって絶望感しかない本でした。

自分は新聞も本も読んでいて活字メディアが大好きです。

リール動画を撮る気もありません。

 

近年はAIが浸透。

ちょっとした記事ならAIが簡単に作ってしまいます。

お金をもらって文章を書く人は減っていくことでしょう。

 

今後どうしていけばいいのか。

本を読み終わった直後で答えが出てきません。

テキストメディアに関わる人は読んでおいた方が良い。

『無職ほのぼの生活』ボーノ

 

ボーノさんの「無職ほのぼの生活」を読みました。

Xのタイムラインを眺めていたら流れてきた電子書籍。

ボーノさんが会社を辞めてから4ヶ月の無職生活について綴った本。

文章もほのぼのとして読みやすかったです。

 

辞める辞める詐欺をし続ける自分を辞めるべく、会社を辞めた僕。

しかし、その過程は一筋縄ではいかなかった…。何せ人生その場足踏みのプロ。(いや、誇るところではないぞ自分よ)変化が苦手で、スパイス的な刺激も特に人生に求めていない。

そんな人間にとって「会社を辞める」ということは、とても大きな人生の決断となった。

 

1年前の自分を思い出し共感しました。

会社に入るのも大変ですが、辞める方が大変。

“辞める辞める詐欺”

経験がある方も多いのでは。

 

自分の中で限界を感じ「もうこんな会社辞めてる!」と思ってから何年も踏み止まる繰り返し。

今から振り返るとしんどかった思い出しかありません。

直近の会社は13年勤めました。

大学を卒業後は転職を繰り返してばかり。

ここで辞めたらもう再就職できないかもしれないと、ずっと葛藤しながら我慢してました。

 

中には会社を辞める選択をせずに、自らの命を断つ人もいます。

最悪の選択をするぐらいならさっさと辞めるべき。

現代は退職代行サービスもあります。

自分も試しにサービスを利用すれば良かった。

 

なんでお金がかからなくなったのかよくよく考えてみたら、シンプルにお金が贈与しない部分で心が満たされていたからだった。

まず、嫌々やっていた仕事がなくなり、ストレスが激減したことが大きい。

その状態で、日々の家事、散歩、日向ぼっこしながらの読書、人との関わり合い。依頼されるお手伝いや、珈琲の販売、文字を綴ることといった自分の望む仕事。そういったものが、僕の心を毎日満たしてくれる。

 

散歩するのにお金は1円も要りません。

体にも良い。

天気の良い日に川岸の道を散歩する、自転車で心地よい風に吹かれる、山の中を歩くといったことが心を満たしてくれます。

 

会社を辞め、余計な人間関係を一度リセットした状態で、日々自分がどんなことをすれば幸福感を得られるのか。

人によっては湖で魚を釣ることだったり、絵を描くことかもしれません。

ピュアな自分と向き合えるのは無職期間だけ。

 

ローコストな生活をしていても確実にお金は減っていきます。

著者は無職生活を4ヶ月で終了しました。

 

思ったように稼げないフリーランス生活。

しばらくは生活はできますがずっとは無理。

またどこかで働くとしたらどんな仕事ができるのか。

今は正直考えたくない。

 

今会社を辞めようか悩んでいる方は一度読んでみると助けになるかも。

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』藤吉豊、小川真理子

 

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読みました。

 

書店に行けば次々と出版される文章術の本。

自分もこうしてブログを書いているので何冊か読みました。

本書は著者が文章術の名著とされる本の中から共通するノウハウを抽出しランキング形式で紹介。

最初の方を読むだけでも文章術のエッセンスを知ることができます。

 

ちなみに第1位は「文章をシンプルに」

100冊中53冊にシンプルに書くことの大切さが記されています。

「1文の長さは60文字以内」「ワンセンテンス・ワンメッセージ」

どこかで読んだことがある方も多いのでは。

 

昔と現代では文章術の教えも変わってきてるようです。

現代の文章はスマホで読まれることが多い。

 

スマホの画面に文字がびっしり並んでいると敬遠されます。

そのために2〜3行で改行する、漢字とひらながのバランスを気をつけるといった工夫が大切。

 

どうすれば文章が上手になるのか。

本書での答えは「とにかく書く、たくさん書く」

三浦崇宏さんの「言語化力」からの引用が紹介されてました。

 

言葉は、下手でもなんでもいいから、どんどんアウトプットしたほうがいい。とにかく、量があって初めて質が生まれるのだ。(略)コピーライターも100案、1000案と書くから、いいコピーとは何かがわかるようになる」

 

文章上達に近道はなし。

 

何かしらの文章を書いている方は手元に持っておいて損はない1冊。

文章書きたい欲が高まりました。

『生きることがラクになるこれからのフリーランス』斎藤充博

 

「生きることがラクになるこれからのフリーランス」を読みました。

著者の斎藤充博さんは現在はライターをメインにしつつ、マンガやイラストの仕事をされているようです。

指圧師の資格も持っている。

 

1ページ目の見出しにフリーランスの良さが端的に表現されてました。

 

フリーランス最大のメリットは「悩みが少なくなる」こと

 

まさにその通り。

「仕事の悩みのほとんどは人間関係」とよく言います。

フリーランスになれば、憎たらしい上司、同僚、取引先、顧客にわずらわされることがなくなります。

精神衛生上のメリットが絶大。

 

毎日熟睡し好きな時間に起き、混雑する土日を避け空いている平日に出かけられます。

といっても毎晩夜更かしすることもなく、毎朝きちんと起き、朝から午前中に集中して仕事してます。

いつどこで仕事するかを自分で決められるのも大きい。

 

一方でフリーランスの悩みといえば、収入の不安定さ、将来の不透明。

 

こうした悩みはすべて、収入を上げることで解決されてしまう。だから、フリーランスが悩むべきは「どうしたら収入を上げられるか」この1点だけなのだ。

 

どうしたら収入を上げられるか。

一番難しいとこではあるが。

そう言われてみると、お金の悩み以外は特に思いつきません。

お金の問題さえクリアできたらメリットしかないフリーランス。

 

本では著者がどのように収入を上げてきたのかの体験が書かれています。

今フリーランスの方にとって参考になる箇所があるのでは。

 

本の中に、40代先輩フリーライターの話が出てきます。

突然アイドルの推し活にハマっていったという。

先輩フリーライターが著者に言った言葉に自分もドキッとしました。

 

「斎藤くん、40代になるとね、気力がなくなってくるんだ。気力がなくなると、ライターの生命線でもある好奇心まで失われてきてしまうんだよね……。そんなとき、アイドルにちょっと興味が出てきてすごくうれしかったんだよ。俺の好奇心をよみがえらせてありがとう、って。それでアイドルができるだけ応援するようにしているんだ」

 

一般的に人間は年を取ってくると体力が低下し気力も衰えてくる。

周りにいる人を見るとよく分かります。

気力がなくなると好奇心もなくなっていく。

これは恐ろしい。

先輩の話を聞いた著者はブラジリアン柔術の道場に通い始めたという。

 

自分は普段山に登っています。

今のところ、体力、気力、好奇心は保っているつもり。

フリーランスは自分が資本。

健康管理にはより一層気をつけていきたい。

『時間のデザイン』井上新八

 

時間のデザイン

時間のデザイン

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「時間のデザイン」を読みました。

 

著者の井上新八さんはブックデザイナー・習慣家。

自分はデザインへの関心が高いので、本の装丁が素敵だと誰がデザインしたかチェックしてます。

井上新八さんの名前が何度も出てくるので気になる方でした。

 

今の書棚にも井上さんデザインの本が多いです。

年間200冊程度のデザインを手がけているという。

普通は1冊完成させるのにもそれなりに時間がかかるのでは。

 

毎日行っている運動、読書、映画鑑賞といった習慣も膨大。

どうやったら一人でこれだけのことをこなせるのか。

 

誰でも参考になりそうな時間のデザインとしては“創作は午前、作業は午後”

ブックデザインに関わるクリエイティブな作業は朝の時間に集中して行っているという。

集中力を要するアウトプットは午前中に適しています。

自分のこのブログも朝に書くことが多い。

頭がスッキリしてすらすら文章が出てきます。

 

メールの返信、諸々の雑務は午後。

 

“インプットとアウトプットと運動を交互にする”も良さそう。

朝に本を読んで、学んだことをブログにアウトプットして、近所を散歩するみたいな流れ。

朝本を読むと頭が働いてきます。

脳のエンジンがあったまってきたところで文章をアウトプットする。

一区切りついたら、散歩してリフレッシュ。

次の活動に移る。

井上さんのXの投稿を見ると、日々読んだ本、劇場で見た映画の感想が書かれています。

毎日1冊本を読むのも大変。

映画は2〜3時間。

どうして日々大量のインプットを行うのか。

 

ひらめきは自分の深いところに眠っている。

その土壌を作るのが大量のインプットだ。

ひたすら見る。ひたすら読む。質も大事だし、質を高めるにはやはりインプットの量が必要だ。だから、インプットの時間を習慣として絶やさないようにする。

デザインした時間を使って、自分の中の層を厚くしていくのだ。

 

年間200冊の本のデザインを支える根源は大量のインプット。

頭の中にものすごい量のイメージの引き出しがありそう。

自分のインプットの少なさを痛感しました。

『妻のトリセツ』黒川伊保子

 

「妻のトリセツ」を読みました。

著者の黒川伊保子さんは人工知能研究者。

 

男女の脳科学的な違いが分かりやすく書かれてました。

 

女性脳は、夫に対する不満を、コップに1滴ずつ水を落とすようにためていく癖があるからだ、だから、閾値(状態が劇的に変化する分岐点)を超え、コップから水が溢れたら、キレて、もう収拾はつかなくなる。

 

怖いけど何となく分かる。

コップに日々貯まっていく不満。

最後にキレるきっかけはちょっとしたことかもしれない。

一度キレると昔あったことも今あったかのように不満をぶちまける。

 

夫はどうすれば良いのか。

女性脳は共感を求める。

「ちょっときいてよー」という言葉を何度となく聞いたことがあります。

普段から話を聞いてあげないといけない。

 

男性脳のおしゃべりはロジカルに話の結論、オチに持っていきます。

女性脳のおしゃべりにオチはありません。

午前中の喫茶店に行くと、おばちゃんたちが集まってエンドレスにおしゃべりを続ける。

 

本によると“言葉の飴玉を欲しがる女性脳”

男だったいちいち口にしないようなことを意識して言った方が良い。

察してほしい女性。

いつまでのお姫様扱いしてもらいたい女性。

 

世の夫は大変。

 

男女の脳の違いを知っておくことで、夫婦の関係が良くなるきっかけになるかもしれません。

 

本はあくまで女性目線で書かれた妻のトリセツ。

一方的に夫が妻に合わせなきゃいけないような主張が不満。

男女逆の視点で書かれた本も読んでみたい。

『身近な虫たちの華麗な生きかた』稲垣栄洋

 

「身近な虫たちの華麗な生きかた」を読みました。

著者の稲垣栄洋さんは農学博士で専攻は雑草生態学。

 

子供の頃は昆虫大好きでした。

夏はカブトムシ、クワガタも飼育。

アブラゼミを捕まえたり。

 

大人になるにつれ、子供のような熱中はなくなりました。

近所の昆虫博物館にたまに行きます。

希少なヒメハルゼミも見に行きました。

 

現在、地球上で確認されている生物の種類は175万種。

そのうち半分である95万種が昆虫。

哺乳類はわずか6000種。

圧倒的に多様な昆虫の世界。

 

本では身近にいる昆虫の知られざる生態を詳しく紹介。

 

例えばみんながよく知っていて、誰からも嫌われている「ゴキブリ」は“嫌われ者のヒーロー”

 

驚くことに、ゴキブリは三億年以上も前の古生代から、今とほとんど変わらない姿で森の中を走り回っていた。古生代といえば、まだ、恐竜も存在していなかった昔である。何と、ゴキブリは恐竜よりも古くから地球上に存在していたのである。その後、恐竜時代を生き抜き、恐竜さえ絶滅させた地球環境の変動も乗り越えて生き抜いてきた。

 

恐竜が誕生する前からゴキブリが存在していたとは。

生物界の大大大先輩。

 

ゴキブリは放射性に対しても強い耐性を示すことから、核戦争で人類が滅んだ後の世界で生き残るのはゴキブリだと言われている。核ミサイルでも絶えないとは、何というしぶとさだろう。

 

企業が次々と開発するゴキブリ撃退商品。

ゴキブリがいなくなることは決してありません。

殺虫剤に対しても抵抗性のあるゴキブリも出現。

 

もし映画「ターミネーター」でいう審判の日が訪れてもゴキブリは絶滅しません。

“ゴキブリの惑星”に生まれ変わる日が訪れるのかもしれません。

 

昨年NHKで放送された朝ドラ「あんぱん」

やなせたかし作詞の名曲「手のひらを太陽に」

歌詞の中に“おけらだって”と登場します。

ずっと「おけら」という名前の虫だと勘違いしてました。

正式には「ケラ」

 

本を読んで、土の中で静かに暮らす「ケラ」の暮らしぶりを知ることができました。

生物や虫が好きな方におすすめの本。

『下町ロケット』池井戸潤

 

池井戸潤さんの「下町ロケット」を読みました。

 

物語の主人公はロケット開発の研究者だった佃航平。

ロケット打ち上げ失敗を機に退職し、家業の町工場である佃製作所を継ぐ。

独自の製品開発で業績は順調。

 

そんなある日、大手メーカーが理不尽な特許侵害で訴えてきた。

同時に国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてくる。

 

裁判を起こされたことで決まっていた仕事もキャンセル。

苦しくなる資金繰り。

佃制作所存続の危機に立たされる。

 

以前に読んだ池井戸さんの「空飛ぶタイヤ」も面白かった。

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どちらも「中小企業VS巨大企業」の構図。

上から目線の巨大企業。

中小企業の足元を見ながら理不尽な要求を押し付ける。

 

日々のニュースを見てると、親会社の業績ばかり良く、株価が上がる一方で下請け企業が泣いている場面が多いと想像します。

金型を無償で保管させられたり。

 

イーロンマスクもホリエモンも宇宙への関心が高い。

 

佃が学生時代に受けた講義で次のような言葉がありました。

 

「君たちの中にはロケット工学に興味を持っている者が何人かいるだろう。ロケット工学という未知の広大な分野に挑戦しようという熱意は何者にも代え難い尊いものであって、その情熱は終生忘れないで欲しい。私を含め、ロケット工学を志す者にとって、ロケットエンジンは、地力と想像力を遥かに超越した製造物であり、いわば聖域だ。神の領域といっていい。」

 

自身の運命を決定づけたロケット開発への道。

ロケットへのロマン、技術者としてのプライドが詰まった熱い物語でした。

こういう職場で働いてみたかった。

『お金のこと何も分からないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(再読)

 

2月15日から始まる確定申告。

久々に「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」を読み返しました。

 

著者の大河内薫さんは日大芸術学部卒の税理士。

これまでの税金関係の本は難しくてついていけない。

大河内さんのVoicyをよく聴いてます。

普段からお金に関する情報を分かりやすく解説されてます。

 

若林杏樹さんが描くマンガが税金の苦手意識を緩和するのにかなり貢献。

現在30万部突破。

フリーランスの方は手元に1冊置いておいた方が良い。

 

本の中で強く推奨されている青色申告。

業務に関わる経費が最大65万円控除されるという。

ただし「開業届」と「青色申告承認書」を提出しないといけない。

自分はどちらも出してないので今年は白色申告。

仕方ない。

 

会社員だと、毎月の給料から税金が厳選徴収されます。

年末調整も会社でやってくれる。

税に対して関心が持てないのは仕方ない。

ふるさと納税の「寄付金控除」など、会社員でも確定申告をすることで、給料から引かれ過ぎた税金の一部が戻ってくる場合があります。

フリーランスじゃない人も本を読んでおいて損はありません。

 

取りっぱぐれがない会社員の税金。

それに対して自営業の税金は自己申告。

税金制度が複雑過ぎて正しく申告できてない場合もあるのでは。

(トゴーサン)という言葉もあるくらい。

 

イベント時などに自分の家の敷地で貸し駐車場やってる人のほとんどは領収証の発行がありません。

道路沿いでの野菜や果物の無人販売もおそらく所得として計上してないのでは。

 

税務調査は数年後に突然やってくるそうです。

本で勉強して正しく納税しようという意識が高まりました。

事業の利益が多いのなら法人化して税理士さんにお願いしたい。

税金のことで頭を悩まされるよりは仕事に集中したいので。