やまさんの読書ブログ

やまさんが読んでおもしろかった本を紹介

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『下町ロケット』池井戸潤

 

池井戸潤さんの「下町ロケット」を読みました。

 

物語の主人公はロケット開発の研究者だった佃航平。

ロケット打ち上げ失敗を機に退職し、家業の町工場である佃製作所を継ぐ。

独自の製品開発で業績は順調。

 

そんなある日、大手メーカーが理不尽な特許侵害で訴えてきた。

同時に国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてくる。

 

裁判を起こされたことで決まっていた仕事もキャンセル。

苦しくなる資金繰り。

佃制作所存続の危機に立たされる。

 

以前に読んだ池井戸さんの「空飛ぶタイヤ」も面白かった。

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どちらも「中小企業VS巨大企業」の構図。

上から目線の巨大企業。

中小企業の足元を見ながら理不尽な要求を押し付ける。

 

日々のニュースを見てると、親会社の業績ばかり良く、株価が上がる一方で下請け企業が泣いている場面が多いと想像します。

金型を無償で保管させられたり。

 

イーロンマスクもホリエモンも宇宙への関心が高い。

 

佃が学生時代に受けた講義で次のような言葉がありました。

 

「君たちの中にはロケット工学に興味を持っている者が何人かいるだろう。ロケット工学という未知の広大な分野に挑戦しようという熱意は何者にも代え難い尊いものであって、その情熱は終生忘れないで欲しい。私を含め、ロケット工学を志す者にとって、ロケットエンジンは、地力と想像力を遥かに超越した製造物であり、いわば聖域だ。神の領域といっていい。」

 

自身の運命を決定づけたロケット開発への道。

ロケットへのロマン、技術者としてのプライドが詰まった熱い物語でした。

こういう職場で働いてみたかった。

『お金のこと何も分からないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(再読)

 

2月15日から始まる確定申告。

久々に「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」を読み返しました。

 

著者の大河内薫さんは日大芸術学部卒の税理士。

これまでの税金関係の本は難しくてついていけない。

大河内さんのVoicyをよく聴いてます。

普段からお金に関する情報を分かりやすく解説されてます。

 

若林杏樹さんが描くマンガが税金の苦手意識を緩和するのにかなり貢献。

現在30万部突破。

フリーランスの方は手元に1冊置いておいた方が良い。

 

本の中で強く推奨されている青色申告。

業務に関わる経費が最大65万円控除されるという。

ただし「開業届」と「青色申告承認書」を提出しないといけない。

自分はどちらも出してないので今年は白色申告。

仕方ない。

 

会社員だと、毎月の給料から税金が厳選徴収されます。

年末調整も会社でやってくれる。

税に対して関心が持てないのは仕方ない。

ふるさと納税の「寄付金控除」など、会社員でも確定申告をすることで、給料から引かれ過ぎた税金の一部が戻ってくる場合があります。

フリーランスじゃない人も本を読んでおいて損はありません。

 

取りっぱぐれがない会社員の税金。

それに対して自営業の税金は自己申告。

税金制度が複雑過ぎて正しく申告できてない場合もあるのでは。

(トゴーサン)という言葉もあるくらい。

 

イベント時などに自分の家の敷地で貸し駐車場やってる人のほとんどは領収証の発行がありません。

道路沿いでの野菜や果物の無人販売もおそらく所得として計上してないのでは。

 

税務調査は数年後に突然やってくるそうです。

本で勉強して正しく納税しようという意識が高まりました。

事業の利益が多いのなら法人化して税理士さんにお願いしたい。

税金のことで頭を悩まされるよりは仕事に集中したいので。

『現代語訳 信長公記』太田牛一

 

折に触れて参照している「現代語訳 信長公記」

著者の太田牛一は織田信長に仕えていた側近。

1610年(慶長15年)頃に完成させた織田信長の一代記。

信長の幼少期から本能寺の変まで淡々とつづられています。

 

信長公記の信頼性は高く、歴史書として一級史料として評価されています。

読みやすい現代語訳でした。

 

人類の文明が発展したのは文字を使えるようになったから。

書物として記録に残すことで、先人の知見を後世の者が受け継がれる。

このブログもそうですが、その時の出来事や感じたことを記録に残しておく意義は大きい。

 

現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」

これまでのドラマに出てこないような人物が登場します。

例えば信長に仕えた城戸小左衛門。

聞いたことがなかった人物。

 

信長公記を読んでみると、桶狭間の戦いの前に記載がありました。

96ページから。

 

また六人衆というのを決めています。弓三張の者は、浅野長勝・太田牛一・堀田孫七、以上。槍三本の者は、伊東清蔵・城戸小左衛門・堀田左内、以上。この人たちは常に信長公の身辺に控えております。

 

ドラマで描かれているように城戸小左衛門は信長に仕える槍の達人だったようです。

これ以外に記載はありません。

ドラマでは桶狭間の戦いであっさり亡くなってしまいました。

その後実際どうなったか分からないのでどう描こうが自由。

藤吉郎と小一郎の父の手柄を奪った話も創作。

 

ドラマの中に信長の正室である帰蝶が出てこないのも話題になりました。

帰蝶も謎多き人物。

信長公記の中に名前が出てきません。

桶狭間の戦いの前には亡くなっていたのかもしれません。

 

歴史好きの方、信長好きの方は手元に置いておいた方が良い本。

『多拠点生活のススメ』佐々木俊尚、小林希

 

「多拠点生活のススメ」を読みました。

東京、軽井沢、福井で3拠点生活をおくる佐々木俊尚さんと、東京、瀬戸内の島々、海外で生活している小林希さんの対談をまとめた本。

 

昨年の夏は異常に暑かった。

夏は涼しい場所にもう一つ拠点があれば良いなあと妄想してました。

 

拠点を増やすとそれだけお金がかかります。

移動するのも大変。

2人に共通するのは、持ち物をシンプルにして生活コストを下げているとのこと。

田舎に住んでいると、頼んでもないのに近所の人が野菜を持ってきてくれると。

 

田舎に住む家を探すのが大変だったようです。

閉鎖的で都会の人間に冷たい雰囲気は実際にあるようで。

街にあるような不動産屋がそもそもない。

知人を経由してお手頃な物件を紹介してもらうと。

 

多拠点生活は「弱いつながりの宝庫」

 

ウィーク・タイズ理論っていう有名な議論があって、転職するときにやってくる情報元を強いつながりの人と弱いつながりの人の2つに分けてみた。強いつながりってのは会社の同僚とか家族とか親戚とか、弱いつながりってのは、年に1回年賀状のやり取りをしてるとか。で、どっちのほうが情報量として多いか、転職のときに役に立った勝手いうのを調べると、実は圧倒的に弱いつながりだった。

 

新鮮な情報が入りにくくなるってのは会社には必ずあるんですよね。だから、日頃接触のない人のほうが、自分にはない新鮮な情報を持っている可能性が高い。

 

都会と田舎では、土地柄や人間性が全然違います。

東京だけで生活する人より、別の田舎に拠点がある人の方が豊かな生活を送れそう。

 

拠点が多い方ということは情報源も多いということ。

普通の人とは違うインプットができる。

 

現代はネットでできる仕事が多くなりました。

本を読み終わると、もう一つ拠点を作るならどこが良いのか考え始めました。

今は海がない地域に住んでいます。

それこそ瀬戸内の島々のような海がある地域が良いなあ。

『熟睡者』クリスティアン・ベネディクト、ミンナ・トゥーン・ベリエル(再読)

 

久々に「熟睡者」を読みました。

著者は神経科学者で睡眠研究家のクリスティアンとジャーナリストで作家のミンナ。

 

最初に読んだ時はまだ会社勤めをしてました。

昔から健康オタクだったので、睡眠には気をつけているつもりでした。

朝の出勤時間が決まっているので、もう少し寝たい時でも起きなければならない。

日中の仕事のストレスで眠れない日もありました。

 

昨年会社を辞めたので、毎日自分が満足するまで寝てます。

といっても若い時のように10時間も眠れません。

7〜8時間で自然と目が覚めます。

自分にとっての適切な睡眠量。

 

会社勤めをしていた頃は年に1〜2回風邪を引いてました。

この1年は風邪をひくこともなく健康そのもの。

体にとって睡眠が大事なのはみなさんもよく理解していることでしょう。

 

脳にとっても睡眠は大切。

起きている昼間は大量の情報にさらされ、脳はどんどんインプットしていきます。

寝ている間に不要な情報は排除され、脳の空きスペースを作るという。

 

深い眠りには、もうひとつの大切な仕事がある。それは、脳の「ハードディスク」の修復だ。

新たに形成された神経細胞の接合(シナプス)のうち、余分なつながりだと分類されたものは除去される。それにより、次の覚醒時にまた新しく物事を学び、処理するために必要な容量を十分に確保できるのだ。

 

自分がブログを書くのはもっぱら朝から午前中にかけて。

前夜は頭の中がごちゃごちゃしていても、起きると情報が不思議と整理できることがよくあります。

 

“一晩寝かせる”と言いますが真実です。

“果報は寝て待て”も。

 

夜の睡眠を充実させるためには、朝太陽の光を浴びることが重要。

運動するなら午後よりも午前。

朝から登山した日の夜は100%熟睡できます。

 

食事は晩御飯をなるべく早い時間に軽めに。

お腹が空っぽの状態で眠るのが理想。

一般的には朝→昼→夜に向かって食事内容が豪勢になるのでは。

睡眠にとっては逆の方が良い。

 

とても良き睡眠本でした。

『このゴミは収集できません』マシンガンズ 滝沢秀一

 

「このゴミは収集できません」を読みました。

著者はお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん。

 

元々は生活のために始めたゴミ収集の仕事。

6年間働いてゴミ収集にまつわるエピソード。

芸人さんならではの観察力が面白い。

普段接点のない世界を垣間見ることができました。

 

朝に車で移動していると、ゴミ収集車がハザードをつけて停まっていることがあります。

いつも同じ場所で。

午前8時30分になると、猛然とゴミ収集作業を開始してました。

ゴミ収集開始時間が厳密に定められているのでしょう。

早過ぎても遅過ぎても住民から苦情がくる。

 

自分も長年公的な仕事に携わってました。

公務員ではなく委託業者ですが。

頭のおかしい住民は少なからず存在します。

公務員じゃないのに「税金泥棒」「税金払わんぞ」と言われたことが何度もあります。

 

本の中でも理不尽なクレームが紹介されてました。

確実にその場所のゴミは収集したのに「回収されてない」と苦情の電話をしてくる人がいるという。

おそらく寝坊して朝ゴミを出し忘れたのにゴミ収集の責任にするなど。

 

自分が見てる範囲だと、収集に携わるのは2〜3人で1チーム。

1人が運転手でもう1人が次のステーションまで走っている場面を見たことがあります。

膨大な数のステーションを収集しなきゃいけないから大変。

特に夏は大変なお仕事だと思います。

 

1人あたりのゴミ排出量は、日本は世界の中でダントツの1位らしい。

今は少しは変わってきましたが、商品の過剰包装、飲食店のフードロスも多い。

ゴミを燃やした後に残る灰を埋め立てる場所の余裕が東京都があと50年しか余裕がない。

先日、東京都もゴミ袋有料化検討のニュースが出てました。

自分が住む地域も有料化が決定してしまいました。

 

個人ができることといえばごみの分別をしっかりやる、なるべく余分なものを買わないことぐらい。

本を読んでごみに対する意識が変わりました。

滝沢さんはエックスでごみに関する投稿をされています。

ごみに関する正しい知識が得られそう。

『3時間で「専門家」になる私の方法』佐々木俊尚

 

佐々木俊尚さんの『3時間で「専門家」になる私の方法』を読みました。

直近の佐々木さんといえば「フラット登山」が話題になり“山の人”のイメージが強い。

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経歴を見ると、元々はバリバリの新聞記者で独立後はITが専門のジャーナリスト。

佐々木さんの昔を本を探していた本書にヒットしました。

 

本の出版は2007年。

現在とはIT環境が違う部分もあります。

 

一般個人でも参考になりそうなのはGoogleのキーワード検索。

1つの単語を入れるだけではなく、複数のキーワードを入力することで多くの情報をパソコン1台で入手できる。

検索窓にどんなキーワードを入れるかはその人の知力の差が出てくる。

 

現在だとGoogleだけでなくAIが登場。

Google検索の隣にAIモードが表示されるようになりました。

SNSからの情報もあります。

同じテーマでも3時間でどれだけの情報を集められるのかの格差がより広がっていくのでは。

 

プロの情報収集がどんなプロセスで行われるのか本を読めば分かります。

集めた情報を元に取材先を選定し、アポを取って取材をする。

プロはそこまで徹底されている。

 

一般人が書いたブログについて評価されているとこが好きでした。

 

新聞の記事が比較的正論に終始していることが多くて物足りないのに対し、ブログは身も蓋もない圧倒的な本音で書かれているケースが多いのです。

 

同じイベントでも新聞の記事は意外と短くつまらないことが多い。

限られた紙面で正確なことを書かなければいけない制約があるからそうなる。

正確な新聞と本音のブログの両方読んでおけば本質を理解できます。

 

まずは幅広く情報収集を行って、アンテナを張る。アンテナに何かが引っかかったら、そこを突破口にして深く突き進んでみる。その先に視界が広がってくる場所があれば、そこがハブになる。そのハブをとっかかりにしてまだ深く突っ込んだりあるいはさらに幅広く情報収集を行ってみる。

 

情報収集の勉強をしたい方におすすめの本。

自分も日々のブログ執筆に役立ちそう。

学生さんがレポートを書く時にも参考になるのでは。

『シン・関ヶ原』高橋陽介

 

高橋陽介さんの「シン・関ヶ原」を読みました。

著者は歴史研究家。

 

はじめにの部分を引用します。

 

関ヶ原の戦いに関する研究は近年、長足の進歩をとげている。現在では、従来語られてきた通説は、ほとんどが間違いであること、もしくは後世の創作であることが判明している。もはや関ヶ原の戦いにおいて「通説は不在である」といってもいいだろう。

 

関ヶ原

関ヶ原

  • 岡田准一
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自分は歴史は好きですが、そこまで関ヶ原オタクではありません。

自分の関ヶ原への入り口は岡田准一さんが石田三成を演じた映画「関ヶ原」

原作小説は司馬遼太郎さん。

徳川家康が悪で石田三成が善のイメージで描かれてました。

 

関ヶ原を語る上で必ず出てくるのが西軍・小早川秀秋の裏切り。

しびれを切らした家康が松尾山に向かって発砲し、苦渋の末裏切りを決断し、大谷吉継の軍へ攻め込む。

 

問い鉄砲」も後世の創作で、小早川秀秋は開戦と同時に裏切り、西軍は即時敗北したという。

関ヶ原の戦いは天下分け目の戦と称されます。

実は戦いの前から徳川家康は天下人だったという視点。

 

本は戦いからさかのぼること100日間の書状をベースに構成。

電話もSNSもない時代。

これだけ頻繁に書状のやり取りが行われていたことに驚きました。

実際の戦いの前のライティングスキルで勝負は決していたともいえます。

 

書状は現代語訳で書かれてます。

普段書状を読み慣れてないので読むのがつらい箇所もありました。

 

同じ一次資料でも、読む人によって解釈の違いはあるかと。

それでも実際の戦は映画やドラマに出てくるようなドラマチックなものではなかった気がしました。

 

本のタイトル通り、今までになかった関ヶ原の解釈は新鮮な驚きがありました。

歴史好きの方におすすめの本。

『フリーエージェント社会の到来』ダニエル・ピンク

 

ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」を読みました。

 

独立しようか迷っている人の背中を押してくれる本。

トマス・スタンリーとウイリアム・ダンコの著書『となりの億万長者』によれば、同書で調査した億万長者1000人の3分の2は組織に雇われずに働いているという。

才能とやる気のある人にとっては誰かに管理されながら働くことは苦痛。

 

古いやり方は、月曜から金曜まで5日働いて、土曜と日曜は休むというものだった。これに対してフリーエージェント流は、月曜から日曜までの7日間に、仕事もするし、休みも取るのだ。

 

従来の働き方をしている人にとって、日曜の夕方から気分が暗くなるのでは。

サザエさん症候群という言葉があるくらい。

月曜の朝が一番苦痛で金曜の夕方が一番ハッピー。

 

フリーランスになると仕事とプライベートの境界が曖昧になる。

24時間自分の好きなタイミングで働くことができて休むことができる。

起きている間はいつもブログのネタになりそうなことがないかアンテナを立ててます。

遊びなのか仕事なのかよく分からない状態。

 

朝の時間は頭の働きが冴えてます。

従来の働き方だと、貴重な朝の時間を通勤で消耗してしまう。

満員電車や渋滞する道路でストレス。

フリーランスなら朝イチからバリバリこうして文章を書くことができます。

雪が降ったら外に出なければ良い。

 

土日祝日は混雑を避けるために意識はします。

どんな人気店も平日は空いています。

平日にのんびり映画や食事を楽しむ。

 

戦後の日本の一般的な働き方だと、60歳の定年まで働いて、年金をもらいながら70歳ぐらいに亡くなる。

老後期間が短かった。

 

現代は平均寿命は80歳前後。

今後100歳まで生きる人が増えてくるでしょう。

30〜40年続く老後を退職金と年金だけで生活できるのか。

生活できたとして楽しいのか。

 

精神的肉体的に過酷な仕事を若いうちは歯を食いしばって頑張れるかもしれません。

そんな辛い仕事を60歳過ぎても続けたくありません。

自分が好きで得意なことを生かし、フリーエージェントとして長く働く人が日本でも増えてくる気がしました。

『総理の夫』原田マハ

 

原田マハさんの「総理の夫」を読みました。

高市早苗首相が自民党総裁になった時に話題になり知りました。

 

単行本が出版されたのは2013年。

当時は第二次安倍内閣が発足。

アベノミクスをどんどん進めていた頃。

野田聖子さんが総裁選に出馬するも、まだ日本では女性首相は考えられなかった。

小説には著者の願望が込められているように感じました。

 

第3の野党党首だった相馬凛子(42歳)

野党連立を組むことになり総理大臣に選出。

日本で初めて女性総理が誕生し、日本で初めて総理の夫となるのが鳥類学者の日和(ひより)

 

ドロドロの政治の世界。

みんな腹の中で何を考えているのか分からない。

面白い政界エンタメ小説でした。

 

自民党総裁選では本命は小泉進次郎さんでした。

裏で様々な思惑が働き高市さんが選出。

 

総理大臣就任後は高い支持率。

解散総選挙にうって出る。

相馬凛子と重なる部分が多かったです。

次の衆議院選挙では、高市さんへの応援票が相当入り、自民党が議席を伸ばす予感がします。

 

何かを変えてくれる期待感。

男性社会だった日本が新たなフェーズに入りました。

今読むと一番面白い。

 

物語の相馬首相は消費税増税を肝の政策に掲げてました。

アベノミクスは消費税を8→10%に増税して失敗。

アクセルとブレーキを同時に踏んでしまいました。

本を読んだ方が増税論に傾かないよう注意してもらいたい。

 

近々映画の方も鑑賞してみたい。